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fusion―XEBEC ArtWeek2021“芸術そして光”参加

shelfのプロジェクトにも照明家で関わっている神戸在住の久松夕香さんのお声がけで、神戸にある株式会社ジーベックの主催事業、XEBEC ArtWeek2021の第一回に参加させて頂く運びとなりました。久松夕香さんは今回のイベントのゲストディレクターでもあります。
5日間に渡るイベントのうち、shelfの矢野、川渕は、二日目、7月15日(木)に開催される[オープンラボ/一日で作る演劇]「春は馬車に乗って」という企画に参加します。読んで字の如く、1日で演劇作品を作ろう、それを一般に公開しよう(要・事前予約)というちょっと稀な企画です。お近くの方はぜひ、会場まで足をお運びください。

ごあいさつ

芸術と光。常に密接に絡みながら、芸術と光はイコールの関係でも、片方がもう一方を内包する関係でもありません。さしずめベン図のような関係でしょうか。
今回はインスタレーション、舞踊や演奏などの舞台表現、美術展示、来場者の参加が主体になる企画など幅広いジャンルの表現を「光」という軸で横断的に串刺しにして、ArtWeekという一つの場に集めました。
自然光、電球、影絵、LED、映像・・・「光」の多様な顔が「芸術」を楽しむ側面となり、また「光」そのものが表現となり、想像の枠をひとまわり広げるような体験をお届けします。
また、神戸や関西にゆかりの多いアーティストも多く携わっています。東高西低が叫ばれがちな昨今の表現シーンですが、神戸からの発信の多様性も楽しんでいただければ幸いです。 ゲストディレクター 久松夕香

[オープンラボ/一日で作る演劇]春は馬車に乗って

  • 7月15日(木)9:00~20:00(本番18:00~19:00)

演出、俳優、そしてスタッフ。三者三様の取り組み方を、創作から上演まで1日に凝縮した実験的試み。リハーサルの様子を眺めるもよし、演出・照明プランの相談に意見を出すもよし、仕込みに参加するもよし。横光利一の短編小説「春は馬車に乗って」のテキストが上演作品になるまでの変貌をリアルタイムドキュメンタリーとして共に追う。

演出:矢野靖人│出演:綾田將一、川渕優子、三橋麻子

チケット情報


久松 夕香

照明家

神戸市在住。2006年より舞台照明の業務に従事し、2017年独立。演劇や舞踊の舞台を中心としながら、従来の枠に捕らわれない表現や作品との関わりを拡げ、創作を行う。

2016年度日本照明家協会新人賞
2021年度文化庁新進芸術家海外研修員としてオランダ・NDTへ派遣予定。

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