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お返しいたします。

最新5月10日木曜日の稽古場日誌です。


本日のshelf♪ vol.19


◎各自ストレッチ
あう。あう。身体と呼吸と。骨盤は閉じたり開いたりしているらしい。閉じたり開いたりなんて、お花みたいだなと思う。私たちはあらゆるものたちに影響を受けながら暮らしているみたい。それは天気だったり気圧だったり、いろんなもの。地球は回転しているしね。このアップの時間を使って感度を300%上げるのだ。身体を感覚を、研ぎ澄ますって言うのかな。


◎10カウント
去年の構成-イプセン、幽霊-でもひたすら10カウントはやっていたのですが、これをやると座組の一体感が日々増していくのを感じます。なんていうのかな、周りの声をききながらだからなのかな。


◎ほー
ぶわあってときと、ちょーん。ってときと、またぶわあってなって、てーんっ。て感じ。


◎メソッド
今日は身体が重くてへぼすぎて私はひどい有様だった。ラインもろくに言えなかった。ここまでひどいのは初めてな気がする。というのも最近、身体についていらっしゃる感覚なときがある。身体がとにかく尋常じゃないくらい重いの。私は霊感もないし、全くみえないし、感じられないから単純に疲れとか風邪とかそういうのだと思うのだけど。なんかついていらっしゃる。地面にお返しして、晴れ晴れ軽い身体で稽古にのぞみたい。


◎テキスト
矢野さんが構成台本を上げてくださり、今日出演者の手元へ…!!さっそく読みました。読みながら、矢野さんの言葉を受けながら、感じたことや意見を互いに発言。そしてまた読んで試してやってみて。とっても建設的な現場です。今回出演してくださる方々の関わり方はすごく建設的。刺激たっぷり。毎日の稽古はたのしいの。これからどんどこ変わって進化していく予感。素敵客演さん方に私も負けていられません。なんていっちょまえに言ってみる。でもそう思うのです。


そしてそして、今日は劇団員の櫻井晋さんがお忙しい合間をぬって来てくれました!晋さん来てくれたから稽古後にはみんなで中華屋さんに行ったよ。今回の座組は稽古後の飲みが頻繁です。いいね、いいね。稽古場が充実しているから、お話したくなるのかな。


本日の稽古も、よろしくお願いします!

春日茉衣

*公演詳細はこちらから。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

*ご予約はこちらから。
http://ticket.corich.jp/apply/36028/003/

想像させる身体。

おっかけ更新!
5月8日火曜日の稽古場日誌です。


本日のshelf♪ vol.18


◎各自ストレッチ、アップ
身体の記憶。人には身体の記憶があると思いまし。はじめて逆上がりができたとき、すごい引力で一瞬にして天地がひっくり返った感じ。頭に血が集まってくる感じ。ぶらんこ激しくこいで一瞬ふわっとする危険と興奮が同時にある感覚。


私の身体には雪の記憶があります。父の実家が新潟で、小さい頃から毎年お盆とお正月に帰っていて。雪国なのです。雪を踏んだときの感触、雪に音を吸われてしーんとした町。見渡す限り屋根に積もる白のかたまり。陽がさして溶けていく雪。本当に雪国出身の方に比べたら全然だと思うのですが、私の中にたしかにある感覚。


◎10カウント(毎稽古2セットやってまし)
10カウントだいすきー!日本で一番10カウントをやり続けた自信がある域にいきたい。誰よりも私は10カウントをやってきたわ!と。そう言えるように。自分の俳優人生で自信になると思うのでつ。365×20=7300


◎ほー
今日はほーがとにかくよかった!今までで一番よかった!何がよかったって、よかったのです!それをまだ言葉には消化できない。言葉にしたらなくなっちゃう感じがして、もったいない。余韻を味わいつくしたら、書きます。


◎メソッド
がんがん。腰の高さを固定して、足だけ、とか胴体と切り離して動く。つながってるから切り離せはしないのだけど、本当に純粋に腹筋だけで、動かす。普通、連動して行われる動きをあえて固定して切り離す。


そういう身体から見えてくる不思議な違和感。
私は、そうすることで、想像しやすい身体になるのかなと思っています。より想像力を湧きたてる身体というか。shelfが目指している身体はそれな気がする。優子さんの身体からはイメージが幾重にもひろがる。見ながら想像するのがすきな私は、はじめて優子さんをみたときにびっくりしたもの!なんだこのひとは!って。私もそういう身体になりたい。


◎スロテン(歩きます)
森・日向野ペア
ミウラ・金原ペア
2人で向き合って歩きました。向き合った状態で同じ進行方向に進むので、1人は前進、もう1人は後進になります。お互いの距離は1M弱くらい。この距離を保ったまま歩きます。


私と優子さんは見て、ときたま身体を直したり。2人の間に良い緊張感が生まれていました。人間って見えないものも感じることができるのですよね。しかもそれを共有できるのだ。


◎創作、立ち稽古
うふふ。
うふ。

本番の日が着々と近づいております。
こうやって集まって稽古できるのも終わりがあると思うと、今のこういう時間はしあわせ。やりつくして楽しみつくして、お客さんと濃い時間を過ごしたい。


春日茉衣


*公演詳細はこちら。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

*ご予約はこちら。
http://ticket.corich.jp/apply/36028/003/

覚悟。

5月7日月曜日の稽古場日誌です。


本日のshelf♪ vol.17

◎各自ストレッチ、アップ
shelfでは、みんなで揃って同じ準備体操をしたりはしていません。現在は。それぞれ各自で身体ほぐしたり、筋トレしたり自由にやっています。時間でいうと40〜50分くらい。身体を起こすことに時間を割いています。

生活が、性格が癖が身体に刻まれているらしい。染みついているみたい。身体をみれば、生活がわかるというか。
もう20数年生きてきた身体をよく知る。とにかく一番コリがなくて、つまりがなくて、スッキリとした状態を目指してまつ。そしてコリも愛せるようになりたい。


◎10カウント
確実にひといきが長くなっています。熱い厚い息になっています。
お互い、周りの音を、自分の出している音を丁寧にきく。空間への響き方だったりを聴いていると、混じり合っている音が音階的に不協和音であっても、きけるんです。不思議だなっていつも思うのだけど。不快じゃないというか、気持ち良いハーモニーじゃなくても全然おっけいというか。むしろその方がおもしろいというか。


shelfにはじめて出たときに鈴江俊郎さんの「わたし、うれしい」をやらせてもらって。私ははじめに1人で長くしゃべるシーンがあって、そのときに自分の声をよくきいてって、何度も何度も言われたことを思い出しました。


◎ほー
ほーは集中力が増す気がします。電気を消して稽古場を薄暗くするからって理由もあるのでしょうか。目が見えなくて、暗闇は危険だから野生の勘が戻るのかな。ほーをやっているときくらいの集中力と観察力とで立ち稽古したい。うむむ。


◎スロテン(歩きます)
稽古場を縦に使って、歩きます。
進行方向の前に一定の圧をかけつづけながら歩く。矢野さんが、重さがちがう、ということを仰っていました。


重さ、重量。重力。


最近、稽古場でみること、観察することがたのしくておもしろい。もちろん自分もやりたい気持ちはあって、でも以前よりみることで発見もこぼれるほどあると思った。


◎テキストを使っての創作
扱うテキストも様々です。
アンティゴネ
人形の家
 太宰治かすかな声
…など

この日は、冒頭になるのかな、と思われる部分をやってみながら何回も試しました。一般的に言うと、立ち稽古。に入っています。

shelfは、ほぼ板付きではじまり、途中に人が出たり入ったりはめったにありません。いわゆる出ずっぱり。全員が出ずっぱ。ことばを発していなくても、その空間にいます。この、空間にいるってことが重要になってくるのかな。どういるのか。むむむ。


考え出したらキリがないから、考えることはやめないけれど、やるときにはとにかく今起こっている、起きていることに身体を向け、影響される身体をもってたい。腑に落ちる。落とす作業っていうものね、腹の虫。


どうなっていくのか、どうなるのか、わからなさを楽しむ毎日。怖いけど、行くしかないのだきっと。
とある方が仰っていたのだけど、観る方も覚悟がいる。それをきいてshelfはそういう作品をつくる劇団なんだと思いました。そして今回はハンパなくそんな感じがします。感覚の例えですが、お客さんは共犯者になるんじゃないかなと。私たちと共犯者。みましたね…、みたいな。恐ろしいものをみてしまうかも。私たちは覚悟をもって挑みます。覚悟をご用意頂き、ぜひ目撃しに来てください!

春日茉衣


*公演詳細はこちらから。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

*ご予約はこちらから。
http://ticket.corich.jp/apply/36028/003/

くらやみ、と過ごす

おっかけ更新。
4月26日木曜日の稽古場日誌です。


本日のshelf♪ vol.8


この日は出演者全員、今回スタッフとして公演をサポートしてくれる櫻井晋さん、名古屋からいらっしゃった、いつもshelfの素敵照明をつくってくださる則武さん、髪型きゅーとな!shelfにはドラマトゥルクとしても関わってくださっている音響のまやさんが稽古を観に来てくださいました。
わいわい。わいわい。にぎやか。

◎各自ストレッチ
柔軟性があると怪我をしにくくなるみたいです。身体がやわらかくなると、頭もやわらかくなるようです。心が固まると、身体もガチガチになるのです。つながっているのを感じます。私は背中をやわらかくつかえるようになりたい。背中がやわらかくなったら、どう変わるかなあ。


◎10カウント
10カウントではカウント1〜10を数えながら、両腕、両手を身体に引き寄せた状態から徐々に前にひらいていきます。腕を伸ばしきったら手の指もさらにひらきまし。

このときに腕の付け根、天使の羽と呼ばれる肩甲骨が大事なはたらきをします。肩甲骨をきゅーと引き寄せて、肩甲骨ちゃんをひらいていく。自分では見えないせなかの部分に意識をむけてみる。見えていない部分って実は重要だったりする。表があれば裏がある。みんな裏を持っているのよね。埋まってしまっている私の肩甲骨を掘り出すのだ。


◎ほー
一番最小のボリュームから、徐々に最大へ。とにかく腹筋を使う。声を支えるのは腹なのだなと、ほーをやるたびに実感します。のどではなくて、腹でコントロールをしている。腹をよくはたらく腹にするのだ。さらばポニョ。

◎メソッド
毎稽古やっていると、今日の身体の調子がわかるとみんなが話していますた。スパンとつかめた、逆に全然のれない、みたいな日もあると。体調を知るバロメーター!?うむ。私たちは生きものだから、毎日ちがうよね。その瞬間、瞬間で体調や気持ちや変わっていく。変わらないものの存在で、自分の変化に気づける。


◎テキスト
アンティゴネ
ハイモンとクレオンのやり取り。

呼吸が合うとはよく言ったものだ、腹が据わるとはよく言ったものだ。と矢野さん。この言葉を生み出した、使った日本人はすごいよ。

他人のことばでも、発するのは自分の身体。そこをうまくつかめたらおもしろそうと思った。


ゲド戦記の作者、ル・グゥインによる
『左ききのための祝辞』
テキストがひとつ増えました。女性。
私にはすぐに理解もできないし、難しい。でもすごく惹かれる部分はありました。暗闇。くらやみ。地面、土。


少しずつ、着実に積み重ねていく。
創作がすすんでいる、いないに関わらず、この共有している時間は貴重で、
必要な時間だな、重要かもしれないと思いました。


はてさてどんな作品になるのかしら。


観に来て感じて、発見して、振り返って、考えるきっかけに、そんな体験をしてもらえるような公演にしたいです。欲張り。私たちがこたえのあるものを、提示して、主張するのではなくて。私たちもわからなくて、コレってわからないですよね、考えても考えてもこたえは出ません、はたまたこういう意味なのでしょうか。こんな瞬間の人ってかわいいですよね、いとおしいね。そんなふうに一緒に時間をお客さんと共有しながら、さがしながら、みつけながら、70分っていう時間をすごしたい。そう思っています。稽古しながら、こういうふうに思う気持ちになっています。

興味をもってもらえたら、会いにきてくださいませ。
こんな私なのですが、一緒に考えたり感じたりしましょう。
shelfの公演はそういう空間だとおもうからです。

*公演詳細はこちらから。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

*ご予約はこちらから。
http://ticket.corich.jp/apply/36028/003/

つよくて、あやうい

5月6日の日曜日、GWの最後の日。
最新の稽古場日誌です。


本日のshelf♪ vol.16


shelfでやる基礎稽古やアップの内容には、呼吸と重心をコントロールするものが多いです。毎日やって鍛えます。理由は、強度あることばを扱うときに、呼吸と重心が必要になってくるからかなと思う次第です。
あとは空間に立つ。地面を押して、重力に反して、立つ。まっすぐ立つ。ということもやります。


◎各自ストレッチ
むんむん。私にとっては身体を起こす作業。スイッチを入れるというか。柔軟性も。日常生活ではどれだけ起きていないんだって位、身体がねむっている。喝。

◎呼吸を身体に通す
輪になって、ひたすら身体に呼吸を通す。一定の動作をしながら、つまり身体を使いながら呼吸をコントロールしていきます。無声音で呼吸、ハミング、おー。それをつづけて。
地味にぶわあーと汗をかきます。しっかり有酸素運動なので、血がめぐる。


◎10カウント
とにかく周りの声と、自分の声を聞く。これは実際にテキストを扱って、他者とセッション、コミュニケーションとるときに必要になってくると思います。自分の声も聞きながら、周りの空間や音をよくひろう。


私がshelfにはじめて出演させてもらったときに、優子さんが言ってたことばを思い出しました。


影響を受ける身体。


とにかく、影響を受ける身体。


ブロックしない、あるもの、起こったことをないものにはしない。だってあるんだもん。そうするとね、自分でやらなきゃ、うがーってなっていた私がふぅって楽になる感じがそのときにしたのです。周りに頼るってわけかな。あるものは全て使う、利用するってことかな。


最近は、過去の作品の稽古で矢野さんが仰っていたことばや、内容や、稽古場でかわされていたことばを、こうやってふとした瞬間によく思い出す。

あのときには言われても全然わからなかったことが、やっと今になって少しわかりはじめてきた。そんな時間差。

時間差あってやっとわかったっていうこの話を母にしたら、気づくのおっそいね〜!って言われたのだけど、これが私なのかと。落ちこむっていうか、自分は時間がかかる人なのねって思った。


◎メソッド、スロテン
ふた組にわかれて、4人ずつ。
がんがん。ラインもがんがん。

つらすぎて身体もきつくて、頭は無になる。頭は無になるけど、身体はすごく向き合っていて、そんな状態から紡ぎ出されることばたちは、聴いていてとてもどきどきする。

待子さんとミウラくんが、イプセン『人形の家』のワンシーンをメソッドを踏みながらやった。どきどきしたのです。出てくることばたちに、とてもどきっどきっとした。待子さんの身体はあやうい感じの印象で、でもしっかりと対象(ヘルメルかな)と向かい合っていて、出てくることばは強いのにあやうい。


つよいのにあやうい。


そんなやり取りだったのです。
私の感じたことだけど、まちがっていない気がする。はかないのじゃなくて、つよくてあやういの。この言葉、どんぴしゃ!どんぴしゃな言葉が見つかったわあ。うれし。


◎テキスト
今まで試していたテキストに、矢野さんが順番をつけ、通して読んでみる。時間もはかりながら。


昼過ぎから、夜まで長時間の稽古は内容も密度も濃かったです。毎日ふらふらで家につきまし。かろうじて、服を着替えて、顔を洗って、、たおれる。そんな感じー!お風呂に入りたいのに、最近入れずに寝ちゃうよ。体力をつけよう、今地道についてるきっと。

毎日こんなふうに集まって稽古できるなんて、しあわせだ。ありがたい。しあわせ。良いものにしたい。違和感でも、チクッでもいいから、観てくれたお客さんの記憶に残るものにしたい。
負の感情でもいい、そのときはなんか嫌だったな、でもいい。記憶に引っかき傷。


春日茉衣


*公演詳細はこちらから。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

*ご予約はこちらから。
http://ticket.corich.jp/apply/36028/003/

身体は正直、うそついたらバレるぬ

中身が濃くてなかなかその日更新ができなくて、追っかけています…!
次は4月24日火曜日の稽古場日誌です。


本日のshelf♪ vol.7


◎各自ストレッチ
のびるちぢむ、しゃくとり虫。


◎10カウント
感覚をひらくとよく言われるのですが、ひらこうと意識すると、なんだかとじやすくなってしまうのではと。疑う。最近、おぼえました。うたがう心。

背骨の軸、一本のピアノ線の様な細くて長い軸が首の後ろから天井を超えて重力に逆らってのびている。意識の線。その下は地面に向かってのびていて深く重力に引っ張られる。自分の身体はその意識の線につられている、水風船みたいなもので。ゆらゆら。線はぶれない。身体は小さくきゅっとコンパクトに。自分のまわりの空間をひろく、ひろく、360°、感知。

鈴木シローさんのWSでやったの。シローさんのことばを春日がもぐもぐ。


◎ほー
ほーは、輪になり、あぐらか正座になり骨盤を立てて座った状態でやります。そして部屋の電気は消します。外からのもれ灯りがあるので、真っ暗にはなりません。ふっと灯りが落ちたときの感覚はなんとも妙ですね。明るいときより、周りがよく見える気がします。皮ふ感覚が敏感になるのかな。真っ暗は怖いけど、暗闇って落ち着くなあとふと思いました。

◎創作〜ゆっくり動いて物を拾う
輪になり座る。各々、自分の前にこぶりなアイテムを置く。そのアイテムをゆっくり拾って、また置く。


このゆっくり動くは実は私もよくわかっていない。感じたり、考えたりはしてる、けど全然消化できていないのか具体的なことばが出てきません…。

しょうじん。


私の反省により感じたことは、


出会いって、ドキドキ。
はじめましてって、ドキドキ。
新鮮、ドキドキ。


ちいさなドキドキたちも、大事にしよう。ドキドキに気づいてあげよう。っていうこと。


この日はここで私は早退しました。
このあとは話しながらフィードバックを共有したとのことでし。

そして劇団員の櫻井晋さんも来てくれて、基礎稽古は一緒にやり、ゆっくり動くはみててくれました!


掘る、掘る。上に行くよりも掘ってみようと思います。何か埋まっているかも。


春日茉衣

*公演詳細はこちらから。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

*ご予約はこちらから。
http://ticket.corich.jp/apply/36028/003/

やってみて、後でわかるコト。わかった後、でやるんじゃない。

雨が降るたび季節が変わる。
少しずつ少しずつ、ふと突然に。

すっかり暖かくなりましたね。
湿気がじめじめ。

更新出来ていなかった4月末の稽古場日誌を連続でアップします。5回分です。


4月23日月曜日の稽古場日誌です。

本日のshelf♪ vol.6

◎各自ストレッチ
すべては呼吸とともに。
人間も哺乳類で動物で。すっかりおしゃまな言葉をしゃべる高等な存在だと思ってたけど、頭わるいから高等じゃないけど、動物的な身体を取りもどしたい。まずはそこから。とことんそこから。

◎2人組でピラティス
去年、横浜でピラティススタジオをやっていらっしゃる奈津さんに、稽古場に来てもらって教えてもらったエクササイズをやりますた!

2人組になりお互いチェックしながら。

◎呼吸を通す
輪になって、息、ハミング、おーっと音声、つなげる。をやりました。

◎息3、2、15
3秒吸って、2秒息止めて、15秒かけて同じ圧で吐く。


この日はじっくりと身体のことをやりました。身体の調整、呼吸のコントロール。自分のニュートラルな身体の状態を知る。普段の生活でどのようにクセやゆがみがついてしまっているのか発見できる。

人間の身体は以外と左右対称じゃないしゆがんだりずれたりしてきちゃう。それをその都度、こまめに調整してあげると良いのですって。朝起きたときと、夜寝る前とかに。ふむふむ。


身体はすべてつながっている。
連動している。


そんな当たり前のことを、身体を通して知ったのは、つい最近じゃない。と気がつきますた。あのときからかなり身体がにぶちんになってしまったみたい。

中学でバレー部だったとき。
背も小さく筋力もなかった私はサーブはネットに届かない、トスは高く上がらずべちゃっとしていると、へなちょこだった。くすん。

それがある瞬間にトスが変わったのです…!

ひざをしっかり使って、腕や手だけじゃなくて、全身を使ってボールを送り出す。身体を筒だとすると、手先指先が発射台でそこにボールがある。足の裏からエネルギーが身体を通ってボールに向かう。その足からのエネルギーがもれることなく反れることなく身体全身を通ってボールに伝わると、あら不思議、飛ぶんです、高く綺麗な弧を描くんです。


ぽーーーーん!


って高く軽々飛んだのです。今までのはなんだったの!?ってくらいそれからトスが上げられるようになり、そう変わったあの瞬間の感覚は今もハッキリおぼえているのです。サーブでボールの芯をとらえた時の感覚も。

かすみがかかったように、ぼーっと茫漠と生きてきたわたしが、7、8年前のあの感覚をまだ鮮明におぼえているのです。あら不思議。

テスト前に頭に詰め込んだ記号や数式じゃなくて。

身体にきざまれたものというか、身体がおぼえている感じ。指先がわすれられない感触。


そんな、身体がきざむこと、を今回の公演でもしたい。


舞台上で優子さんの発することばは、観ている人たちの身体に刻まれたるの。

頭じゃなくて、身体でおぼえることをやっていきたい。もちろん知識や理解や頭も大切だと思う。でも今はとにかく身体でおぼえることをしていきたい。していきたい。


3月に一徳会に客演させてもらった『悪霊/島』も春日茉衣という身体にきざまれましたです。ぬめりとした冷たいどろの感触、におい。渇いた土のかたさや、ひびわれ。落ちてくる雨が頬に当たってひんやり濡れる感覚。白い息と蒸気、挙げたらキリないぬ。

ビートルズの曲もきざまれた、客入れの待機場所がスピーカーの近くだったからっていうのも大きいけど。それだけじゃない、ビートルズ、すごい。


こういうのはなんて言うんだろう。簡単にはできない、やりたくてもできないようなそんな体験だった。春日歴史にきざむ、出会った一徳会/石井さん伝説。


過酷だけど、身体がうれしい体験。


これだ〜!そんな体験をお客さんに提供したい。究極キリキリでお客さんに負荷をかけるshelfだからこそ体感できるもの。肌ざわり、耳ざわり、心ざわり、波打ちザバサバして、お客さんに乱れて帰ってもらいたい。ドキドキさせたい…!


思うこと、感じて考えることの今をそのまま書きました。


ふむふみ。


春日茉衣

観察するのだ。

本日のshelf♪ vol.11

4月30日、月曜日の稽古場日誌です。
5月になりましたね。GWだね。わい。
ガンガン稽古しております〜!

◎各自ストレッチ
人それぞれ持っている自分の身体。
今回7人の出演者がいて、一つとして同じ身体はないのだなと改めて感じまし。

ストレッチをしたり、ほぐしたりそんな作業を、最近買った人体構造の本では、サビを落とす、と表現していました。サビついてる部分を落として、ぺかぺかの元気な身体にするのだ。ぺかぺかな有酸素的な、プランクトン多めふれっしゅな!

日常の生活が身体にのるんだって矢野さんが仰っておりますた。それを受けて、日常のちょっとしたコトから変えていこうと思った次第でつ。


◎10カウント
4月中旬の稽古はじめから、確実に一回一回のひと息がのびていまし。10カウントはやればやるほど、肺活量や呼吸が身体をめぐりメキメキしてきます。

ポイントは、圧を一定にして、その一定の圧を出し続ける。これはラインにもつながりまつね。次に対象、フォーカスを絞る。絞り込むイメージかな。
わあー!って周りに拡げるっていうよりも、範囲を絞る感じる。そして音は前に前に出す。

◎ほー
ほーも圧は一定に。さらに最小から最大へ。とにかく周りの声を聞く。ほーをやっていると、音の波動と波動がぶつかってビリビリするのを感じることが多々ありまつ。音は空気を震わして伝わっているんだなあっておもしろい。集中力も増しますぬ。


◎メソッド
ふた組に分けて、少人数でやっています。3〜4人位。お互い見合って、確実に。最近感じているのは、支える下半身や内転筋、インナーマッスルが足りないとほかの部分でがんばらないと立っていられなくて、動きについて行けなくて、上半身がリキんでしまう。

春日はメソッド始めた頃、それはもう本当にもうひどいもんだったのですが。だんだん筋肉がついてきたのか、以前に比べたら、だいぶ楽になってきている。楽っていうのは、上半身の余分だった力やリキみが抜けてきたってことだなと。

まだまだなのですが、芯を強くすればするほど他の(主に上半身)チカラを抜けるんだって実感したからうれしや。

◎創作過程〜テキストと動き〜
アンティゴネより。

王クレオンとアンティゴネのやり取り。何回か読みでやり、その後にテキストをはずして向き合って立ち。
お互いがすごく近い距離にいる。
それはもう近いから、相手の呼吸がつぶさに感じられる距離。その中で、強度あるギリシャ悲劇のことばを発する。身体も話ていることばと関係ないけど、関係している。そんな触れ合いだったり。

優子さんと森さんの絡み、エロス。

すごくすごくおもしろかったのが、ギリシャ悲劇のアンティゴネというお話の中の王クレオンとアンティゴネのやり取りなんだけど、それとは別の次元で優子さんと森さんの存在の身体の物体の関係性みたいなものがふわあってみえたのでつ。

そのとき矢野さんは、ことばだけが浮いてくる、って話していた。

王クレオン、王子ハイモンのやり取り。やり取りっていうか闘いかな。
どちらもゆずれないのだろうな。
ギリシャ悲劇のことばを借りながら、その人自身がみえてくるとおもしろいなあと思うのでつ。

そのあとに日向野さんの女豹コロス。
ふーふー!大人の色気。こんな風に誘われたいと男性は思うのではないかと思ふ。日向野さん私だいすき…!


shelfの求める身体や空間を一言で言う
と、究極のキリキリ、じゃないかなあとふと思ったのでつ。
究極のキリキリ、しなやか、しっとり、エロス。湿度多めな感じ。

5月は週6で稽古でつ!
ここからガンガン行くで!


春日茉衣

*公演詳細はこちらから。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

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すべてはつながっている。

本日のshelf♪ vol.5

土曜日の稽古場日誌です。

◎各自ストレッチ
日常でかたまったり
つまったりしている身体をのばして、はがして、すきまをつくるというか。つまりをほどいて、身体の中の空間を増やすイメージ。

毎日寝る前、起きたときに。
その都度コリとかを取ってあげるとよいですね。こまめに自分の身体メンテナンスしてあげたいなと思います。

◎10カウント
いつも矢野さんも参加されるのですが、今日は出演者だけでやりました。
いかに周りを聴けるか。

人数が偶数のときは、対面の人がいるので向きあって立ちます。対象はしっかりおさえて、全体もとらえる。私は10カウントなかなか好き。

◎ほー
これまた出演者だけで。
むむむ、むずかしい…!!
ほー。空気、息だけじゃなくて、きちんと音にする。その上での最小から最大。息吸うタイミング、チームワークも大事〜!ほーの後はいろんな音に気づけるようになります。

この世界中に沈黙の静寂の瞬間ってあるのかな。どこかしらで音がしている気がする。敏感。空気がふるえてる。

◎メソッド
かなりバシバシな感じ。
まだまだ果てしないけど、私個人のメソッドにおいての最近の課題は、全力で行って、確実に一瞬で止める。止めるっていうか、抑えるって言葉の方がしっくり来るかも。うおー!って全力出して、ぐっと抑える感じ。

あと深い呼吸。
浅くなってついハァハァしちゃうから。呼吸をコントロールするのだ。

◎ワークセッション
春日のことばで今日やったことを一言でまとめると、

身体や関係性の素材出し。

どうでしょうか矢野さん…!


始めはペアでやりました。
◯金原っち、三浦さん
お互いがさぐるとつまらないのよね、と自分に対していましめ。

先端じゃなくて、軸、幹で絡むだ方がドキドキするでしょ、と矢野さん。
人間でいうと、手が動きやすいからついはじめにうごいちゃう。

これはピラティス奈津さんが仰っていたのですが。

つい動きやすい部分からうごいちゃうのだけど、動きの発端というかはじまり、は軸から。一番身体の奥から。

身体が先端からうごくことに慣れてしまっているから、ピラティスのセッションをやりながら軸からの動きに身体を変えていこうね。

ってお話したのを思い出しました。
先端からじゃなくて、肩甲骨というか背骨というか、腰というのか。
とにかく軸からうごく。軸でからむ。むむむ。同じ動きをしても、先端からと軸からと全然ちがうんよね。


途中でことばのやり取りもはさむ。

ふたりは少しシャイなのかしら。見ていてにやにやしてしまった。ふたりがかわいかった!なんだかもどかしいのがかわいかった。相手は思い通りにならないし、何をしてくるのか、どううごくのか全てがわからないから、自然に葛藤が生まれてきて、それがおもしろいですね。ふたりがかっぷるに見えたのー。ちわげんかしてるふたりみたいな。ケンカしてるのにらぶらぶじゃん、ひゅーひゅー!みたいな。


◯待子さん、日向野さん、優子さん、春日が外からコロスの言葉を出す
絡みあう三人。女性だけってよいですね、なんだかむふふ。
結果的にカオスな感じになるといいなって矢野さんが仰っておりました。
カオスってどんなん。

意図したり、コレをやるためにって考えが先行してしまうと、動きや全てがそこに行くための過程になってしまう。それじゃおもしろくない、と矢野さん。瞬間、瞬間だなと春日は思う。


優子さんがアンティゴネのことばを発する。

◯待子さん、日向野さん、
お二人が積極的に絡んでいる。
それがとにかく印象的だった。

ざっぱーん飛び込むでいた…!

2人の関係の中で生まれてくる瞬間がいくつもあって、関係が発展していって、変化していって、
どこに向かうかわからないから、ドキドキして刺激的でした。
大人の女性ふたりの絡みはなんだかエロかったです。


関係性に動かされる

あなたは、、

身体が充実している、関係性を持っていると言葉がなくても、かわさなくても居られたりする。みていておもしろかったりする。

逆に言葉を発するのはものすごいエネルギーがいるんだ。ものすごい。

私が関わってからのことですが、普段一本の戯曲をやるとなると、読みを何回も何回も細かくやったりするのですが、今回の公演は矢野さんが演出ノートに書かれているように、その場で創り上げていく感じ。

こういうセッションを何回も試してやってみてっていうつくりかたをしてゆくのかも。

うき。

前に優子さんが言っていたことばをふと思い出した。

ちょっと、うきって感じ。
ちょっと上がってるっていうか、
うれしいと、うきってするじゃん身体が。そんな感じ。


うきっ。


そして今日は見学にわたなべむさしさんが来てくれました。観てくれる人がいるだけで、緊張感が増しますね。その後は下高井戸にあるお好み焼き屋さんごっついへ。たらふく食べてわいわいおしゃべりもしたした。またぜひあそびに来てくださいー!


*公演詳細はこちらから。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

*ご予約はこちらから。
http://ticket.corich.jp/apply/36028/003/

急に寒くてどうしよう。

本日のshelf♪ vol.4


みなさん他のお仕事があったりで、今日は少人数でまったり身体をほぐす日になりました。


◎各自ストレッチ、2人組マッサージ
たっぷり時間をかけてほぐしました。
ゆるりとまったりしました。ゴリゴリだったから、かなりスッキリ〜!!


なかなかこういう時間を取れる日がないからなんだか贅沢な稽古でした。

身体をほぐす稽古なり。ほぐしほぐされ。

肩甲骨もはがしました。
背中がやわらかいのいいな。
肩こりが激しい私なので、血行を良くしてノー肩こりな身体になりたい。

shelfはマッサージだったりストレッチをたっぷりやるのですきです。

優子さんのふくらはぎはめっちゃやわらかいのです。

来週はついに出演者全員が揃うので、ドキドキです。

ごきげん、よう(^O^)

*公演詳細はこちらから。
日程は5月24日(木)〜27日(日)です!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=36028

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春日茉衣