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中心を、つかめ。自分の中心に、たて。

こんにちは。
11/26の稽古場日誌いきます。
つれづれに感じたことを書き連ねまふ。

本日のshelf♪ 〜三島ル〜


今日は竹内陽子さんが創ってくださった衣装合わせをしまして、衣装を着ての通し稽古をやりました。


音響も入れて頂き、当日お世話になるスタッフさん、見学の方もいらっしゃり緊張感がありますた。

私は主に前半を担っています…!
役割はエンジンをふかす、お客さんをあっためる、後半につなげるための弱法師っていうジェットコースターにお客さんを乗せる、引き込む、山の入り口まで運ぶというか、興味を引き続けるというか。


もちろんそれだけじゃないのだけど、まずパスを回してボールを運ぶってことがすっごく重要で。

スポーツで言うとパスを回して、リレーだったらバトンをつないで、駅伝ならたすきを渡して、バレーボールだったらボールを落とさずに…いろいろなものに例えられますが、やっぱりひとつの作品をメンバー、スタッフさん、出演者の全員でみんなで創っているわけで。

通しを終えて感じたコト。今は、パス回しが遅くて、もし相手がいたらボールを取られてしまう状態だなって思ったのでつ。


ボールを取られずに前線まで運ばなきゃだから、もっと回していくとおもしろくなってくる。精度を上げて、クリアに、鮮やかなパスさばき、パス回しを。

私を含む三人で回していく部分が前半にありまして。そこの大きなポイントを昨日の私は忘れてたというか、目先のことに気を取られていて、とにかく合わせようみたいなそっちが優先されていて、芝居になってなかった部分があって、やっててそういう箇所が個人的にぽこぽこ穴が空いたみたいにあって。

それがそうなのか…!って判明したのでつ。

ひとりひとりは独立していて、しっかと立っていて、そんなひとりが三つある。そのひとりが三つあるのが、ぴったりと揃う瞬間があって、それは合わせようとして、合わせて揃うのとは中身が違っていて、パワーは倍増してうねる大きなエネルギーになる。

声が揃うという外側のものは同じでも中身がちがう。


最近、稽古で矢野さんによく言われるのが、要をつかまえて。外側じゃない、形じゃない、と。


形だけマネして同じでも、中身がスカスカじゃ意味がなくて。


枝葉のことはわかりやすいから、やっぱり表面に現れていて、外から見えるものへ、そちらに気がいってしまいがちになるけど、つかまえたい、捉えたい、つかみたいのは外側からは見えないエネルギーの塊だったり、源となる部分、中心というか。そういうもので。

それをがっつりつかみたい。
そしたらめちゃめちゃ楽しいと思うのです。自由になれる。それが、がっつりあれば。

shelfでは、着飾って、化粧して、盛って、いかにその人を綺麗に素敵に良く魅せるか、じゃなくて、

いかにその人が持っている本質的な部分を魅せるか、見えない中心。


矢野さんはそういうものをみたいんじゃないかなって。お客さんにみてもらいたいんじゃないかな。

だから、矢野さんは人間がすきなんだなと思う。

観てくれた人があたらしい自分に出会ったような、そんな体験をしてもらえたら、と思っていて。shelfの演劇はそういう体験ができると思うから。

このshelfの弱法師から、表面に見えているもの、現れているものとはちがうものが見えたらいい。見えたらいい。


まだ残された時間があるから、それを最大限つかってまだまだ行けるところまで、行きつくところまで行く。あうー。

今日は愛知へ出発前、最後の稽古です。繊細に大胆に。

本日もよろしくお願いします!

春日茉衣

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