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shelf volume11 「untitled」 演出ノート01

日常という言葉の意味が変わってしまった。無条件に与えられるものでなく不断の努力のすえ獲得されるべきものであることが“分かって”しまった。

しかし、いずれ私たちは忘れてしまうだろう。きっとそのことを忘れてしまうだろう。

演劇は古典を扱うと新作を扱うとに関わらず、テキストに堆積している“私たちが忘れてしまった過去”の記憶を想起させる。あるいは、日常を突き放して、今一度見直す時間を作りだす。日常とはどのようなものであったか。日常とはどのようなものであり得るか。

ともすればそれは退屈な時間になるかもしれない。あるいはとてもイビツな時間になるかもしれない。どうなるか分からないが、僕はただ、出来る限り今までと同じように、自分にできることを行おうと思う。

一人でも多くの皆さまとお会いして、お話できればと思っています。ご来場心よりお待ちしております。

shelf volume11
『untitled』
2011年6月2日-5日 @atelier SENTIO(東京)
構成・演出 / 矢野靖人
<SENTIVAL! 2011参加作品>

  • 2011.03.24 (木) 12:25
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  • Yasuhito YANO

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