記事一覧

水谷イズル氏と森山直人氏【トーク・ゲストのご紹介/26日】

ポスト・パフォーマンス・トーク最終日は、現代美術家の水谷イズル氏と、京都造形芸術大学の批評家、森山直人氏をお迎えします。

水谷さんは、昨年名古屋市芸術創造賞を受賞されたばかりの今、いちばん旬な!? 名古屋在住の現代美術家です。昨年のイプセンにも、双身機関の演出家、寂光根隅的父氏のご紹介で、トークのゲストにご来場いただいたことがあります。近くて遠い他ジャンルの、現代美術の視点で語られる自分の作品評はいちいち刺激的で印象的でした。

森山氏も、矢野作品について以前に一度、こちらは僕が横浜で企画しているドラマ・リーディング企画で、トーク・ゲストにお出で頂いたことがあります。

さすが批評家というとかえって失礼かも知れませんが、深い造詣に裏打ちされた演出家の、「テキストとの向き合い方」についての評は、ドラマ・リーディングだったからなのかも知れませんが、こちらが想定していなかった入射角から質問やご感想を頂くことが出来て、創作者として、とても発奮せられました。

どちらの回も、個人的にもとても、楽しみです。ポスト・パフォーマンス・トークについては、半券をお持ちの方であればどなたでもご参加いただけます。トークだけもう一度聞きたい、ということも可能ですので、お時間のある方はぜひ。お友だちお誘い併せの上ご来場くださいませ!

■水谷イズル(現代美術)1/26(土)14:00

ファイル 84-1.jpg

現代美術作家、映像作家。1961年名古屋生まれ。平面作品の他、立体と平面を組み合わせた作品や光や映像、水などを使ったインスタレーション作品などを発表。
2002年には原爆の図丸木美術館に展示した作品がNHK「新日曜美術館 アートシーン」で取り上げられる。また2004年にはアントニ・タピエス、アンゼルム・キーファー、ゲルハルト・リヒターなどと共に「Declaration 100Artists for Peace」展(韓国国立現代美術館)に作品が展示されるなど国内外で注目を浴びる。また、大野一雄の舞台の記録ビデオやNHK のテレビ番組BSフォラーム「美術館が街を変える」の演出を担当するなど映像作家としても活動している。パリ、ニューヨーク、ソウル、北京、上海、サンクトペテルブルグ、ヘルシンキなど国内外で作品を発表している。2007年、名古屋市芸術創造賞受賞。


■森山直人氏(演劇批評)1/26(土)19:30

ファイル 84-2.jpg

1968年生まれ。演劇批評家。京都造形芸術大学芸術学部舞台芸術学科准教授。国際演劇評論会(AICT)日本センター会員。97年より『シアターアーツ』『PT』などに演劇論の執筆を開始。2002年より演劇批評誌『舞台芸術』(京都造形芸術大学・舞台芸術センター編)の編集委員。
主な論文に『変容する「現場」―川村毅「ハムレットクローン」』『「物語」としての「80年代」/「歴史」としての「80年代」―野田秀樹の作品をめぐって』『「公共劇場」と「批評」』「過渡期としての舞台空間-小劇場演劇における昭和30年代」(『舞台芸術』連載)他。

  • 2008.01.24 (木) 00:45
  • Permalink
  • archive::「悲劇、断章」
  • Comments(0)
  • TrackBack(0)
  • Yasuhito YANO

にへいたかひろ氏と山村武善氏【トーク・ゲストのご紹介/25日】

二日目25日(金)のゲスト二名。初日は同じ回にゲストをお二人迎えてのトークを予定していますが、二日目からは各回1名ずつのゲストをお迎えします。


マチネのゲストは、名古屋で活躍されている俳優のにへいたかひろ氏。ご自身が作・演出をつとめる劇団よこしまブロッコリーの代表でもいらっしゃいます。

にへいさんとは、たまさか、C.T.T.という京都で始まって昨年名古屋にも事務局が出来た現代演劇の試演会企画があって、今回の七ツ寺35周年記念に向けたワーク・イン・プログレス作品を、僕らは第2回だったかな。の、C.T.T.に出品していたのですが、そこの参加者同士として初めてお会いしました。

C.T.T.で観たその作品は、僕らとは最終的に仕上がってくる作品の肌触りはまったく異なるものだったのですが、演出家として大切にしているところがとても共感できるもので、

またご自身の人となりには、演劇人であると共に、プロフェッショナルな俳優として(ナレーターや指導者の仕事を含む、)社会に一社会人としてまっとうにコミットされているその関わり方にとても好感を覚えました。自己満足や自己表現に汲々としがちな演劇人にない、涼やかなその人との距離感、接し方には、誤解を恐れずにいえばある種の「悪意」に支えられたものでもあるのではないか? と思うのですが、その彼の「悪意」こそが、僕はとても好きなのです。「悪意」のない作家って、面白くなくて(笑)。お話を出来るのがとても楽しみです。


ソアレのゲストは、山村武善氏。山村さんといちばん最初にお会いしたのは、確か利賀村だったのではないかな。僕が演劇人会議の主催する演出家コンクールに作品を出品した時に、審査員としていらしていた、とそう記憶しています。

同財団の機関誌で若手の演出家に寄稿文を募ったことがあったのですが、そのときの文章をお褒め頂き、それがご縁で、後に雑誌 「演劇人」015号に、モスクワに視察にいった際のレポートを書かせて頂いたり(モスクワでもご一緒させていただいて、ずいぶん色々なお話を聞かせて頂きました。)その後も何かとお世話になっています。

山村氏は、現在はその職を退いていますが、鈴木忠志氏が芸術を監督をつとめていたころに、静岡県舞台芸術センターで、ながらく芸術局長をつとめていらしたことがあり、今回は七ツ寺共同スタジオ35周年ということで、地域で演劇制作をすることの意義や、それを取り巻く環境について、さらには<劇場>という<場所>の果たすべき役割について、公設・私設の別を超えたお話が出来ればと思っています。


■にへいたかひろ(俳優・劇作家、よこしまブロッコリー代表)1/25(金)14:00

ファイル 83-1.jpg

1974年三重出身。1999年に俳優・ナレーターとして所属しているNAC名古屋の仲間と演劇ユニット「よこしまブロッコリー」を結成。以後、同ユニットの全作品の作・演出を務めている。ナチュラルでリアリティのある会話劇をベースに、乾いた質感の中にも温もりやユーモアを感じさせる作品が多い。

また現代劇からファンタジーまで作劇の幅も広い。近年は外部プロデュース公演の脚本/演出の他、専門学校の非常勤講師など、活動の領域を拡げている。


■山村武善(静岡県舞台芸術センター・前芸術局長)1/25(金)19:30

ファイル 83-2.jpg

1947年生まれ。「日本読書新聞」「現代思想」「現代詩手帖」「批評空間」等の編集部を経て、1995-2004年まで、静岡県舞台芸術センター芸術局長。現在、舞台芸術財団演劇人会議評議員、同機関誌「演劇人」編集長。

  • 2008.01.22 (火) 08:58
  • Permalink
  • archive::「悲劇、断章」
  • Comments(0)
  • TrackBack(0)
  • Yasuhito YANO

そして中日新聞

ファイル 82-1.jpg

今日、や、もう昨日か。1月22日(月)の中日新聞夕刊に、公演についての記事が掲載されました。

名古屋では圧倒的なシェアを持つ中日新聞。主演女優・読売新聞と同じ写真ですが、こちらには名古屋タイムズ以来の、火田詮子さんのコメントも掲載されています。

夕刊なので、コンビニなどではまだ入手できるところもあるかも知れません。

機会がありましたらぜひ、お手にとってご覧下さいませ!

  • 2008.01.22 (火) 02:53
  • Permalink
  • archive::「悲劇、断章」
  • Comments(0)
  • TrackBack(0)
  • Yasuhito YANO

松井周氏と片山雄一氏【トーク・ゲストのご紹介/24日】

いよいよ本日から小屋入りです。公演に先立ちまして、いつものように今回の公演のポスト・パフォーマンス・トークゲストをご紹介したいと思います。

まずは、初日24日(木)のゲスト二名。お二方とも僕と同世代の東京の劇作家・演出家です。そしてお二人とも、俳優としての活動歴も長い方。青年団に所属していた/いているというつながりもあります。

世代が近いというだけでなく今、まさに注目を集めつつある先鋭的な演出家ということもあって、彼らの活動にはとても影響というか刺激を受け続けています。尊敬して止まないお二人です。

じっさいの上演は勿論、個人的には土曜日までの合計5回、日々豪華なゲストを迎えるポスト・パフォーマンス・トークもまた、大きな楽しみのひとつです。

皆さまもぜひ、お楽しみに!!


■松井周(俳優・演出家・劇作家、サンプル主宰)1/24(木)19:30 

ファイル 81-1.jpg

1972年生まれ。1996年青年団に俳優として入団。その後、作家・演出家としても活動をはじめ、処女作『通過』、2作目『ワールドプレミア』が立て続けに日本劇作家協会新人戯曲賞入賞。2006年の文学座+青年団自主企画交流シリーズでは『地下室』を上演。2007年自らのユニット「サンプル」(http://www.samplenet.org/)を立ち上げ、『シフト』、『カロリーの消費』を発表。2月8日(金)~14日(木)文学座+青年団自主企画交流シリーズ『パイドラの愛』(作:サラ・ケイン 翻訳:添田園子)を上演予定。

詳細 → http://www.seinendan.org/jpn/bskoryu/


■片山雄一(演出家・劇作家、NEVER LOSE)1/24(木)19:30 

ファイル 81-2.jpg

NEVER LOSEの演出家・劇作家。1975年東京都生まれ。1996年舞台芸術学院(演劇部本科46期)卒業。在学中は演出家、金杉忠男に師事する。卒業後すぐに劇団「青年団」に俳優として参加するも、約半年後自主退団する。その後プロデュース公演を企画し作・演出として3作品を手がける。金杉忠男他界後の1998年、NEVER LOSEを谷本進(主宰)と共に結成。現在までほぼ全ての作・演出を手がける。近年はライブハウスでの上演を前提として創られた独白演劇『四人の為の独白』など、培ってきた対話劇の手法にとどまらない、演劇の嘘を排除した新たな作品の可能性を提示し続けている。

役者としてもタテヨコ企画、オッホ、じょじ伊藤プロデュースなどに参加。

名古屋には2003年から足を運び、演出家として4人の演出家が受講生と共に刈馬カオスの戯曲を上演したワークショップ『演劇オープンラボ』など複数のワークショップを開催。昨年はメガトンロマンチッカーとの共同公演『廃校/366.0』を手がけ、東京・名古屋の若手演劇人を集めたコミュニティ「366.0 project」の発足に関わるなど、名古屋の演劇シーンとは非常に親交が深い。

  • 2008.01.21 (月) 08:15
  • Permalink
  • archive::「悲劇、断章」
  • Comments(0)
  • TrackBack(0)
  • Yasuhito YANO

読売新聞の記事

ファイル 80-1.jpg

昨日の日記にも書いた、1月13日に掲載された読売新聞の公演記事です。

作品内容だけでなく現代演劇を制作・上演することの意義、今回僕らが感じている、名古屋という場所で演劇を作ることの意義について言及してくれているとても良い記事でした。

  • 2008.01.20 (日) 11:56
  • Permalink
  • archive::「悲劇、断章」
  • Comments(0)
  • TrackBack(0)
  • Yasuhito YANO