昼から再び七ツ寺共同スタヂオへ。
実は本日、ポストパフォーマンストークのゲストも頼まれている。
昨日の打ち合わせの続きを挟みながら、稽古を見学させてもらうことにする。
まず楽屋に挨拶に行く…昨日と同じ状況だったらどうしようと心配がつきまとう。
……おはようございます。
「おはようございます」
あれ?普通に返事が帰ってくる。
和気あいあいと衣装を着け、メイクをしている。
…なんだか皆、吹っ切れてやんの。
嬉しいんだけど、拍子抜けしてしまった。
事情を聞くと、昨日の稽古後お互いに話し合い、今日の進め方についてかなり意見を交換したとの事。納得して朝を迎えた訳だ、それならこっちにも教えてくれよ…どれだけ心配したと思ってんだ…全然寝てないのよ、僕は。
通し稽古を観ると、確かに東京での稽古よりも面白くなっている。
七ツ寺という空間の持つ力を最大限に生かしている。
shelfにはこういう緊張間のある場がよく似合う。
僕は成功を確信すると、自分の仕事へ戻った。
片山雄一