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新宿御苑、テキレジ祭り

今年の6月、ご縁があって今や世界の三大演劇祭の一つといわれているシビウ国際演劇祭(ルーマニア)にゲストとしてお招き頂きまして、視察とネットワーキングを兼ねて7日間、シビウに行ってきます。

シビウ国際演劇祭|FESTIVALUL INTERNAȚIONAL DE TEATRU DE LA SIBIU
http://www.sibfest.ro/sibiu-international-theatre-festival.html

シビウ国際演劇祭、知っている人は知っているのですが、実は、毎年日本からEU・ジャパンフェストというところの取りまとめで、ボランティアスタッフを十名単位で現地へ派遣してるんですね。

ボランティアは、6月の中旬から始まるフェスの準備のため6月1日から現地入りしていろいろの仕事をするんですが、宿泊先がホームステイだったりして、確か往復渡航費と、ホームステイだから食事は出るんだったっけ? という非常に魅力的なプログラムです。

で、長年その日本人ボランティアのリーダー(正確には、高山ボランティアプログラムコーディネーター)を務めている谷口真由美さんという女性がいらっしゃって、(高山市はシビウ市と友好都市を提携している。)その谷口さんとは矢野も、一昨年のイプセン演劇祭でルーマニアのラドゥ・スタンカ劇場が来日したときの受け入れで一緒にお仕事をさせて頂いたことがあったりして、懇意にさせて頂いているのですが、

そんなこんなで昨日は、今年のボランティアチームのランチミーティングにお邪魔して来たのでした。


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場所は新宿御苑内のイギリス風景庭園内、ゆりの木下。初めて新宿御苑に入りましたが、好天に恵まれとても気持ち好い時間を過ごすことができました。


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と、そんなような寄り道を少ししてから、昨日も午後から次回作の稽古。昨日は稽古場に若手がおらず、出演俳優は、ベテランの4人だけ、と非常に濃密な時間を過ごしました。

shelf新作「出口なし|Huis clos (1945)」、なかなか好い手応えを感じています。普通に読んだら2時間かかるところをフェスの制約があるためなんとかして60分以内に削って削って。

オリジナルのテキストを削ったり直したりすることをテキレジというのですが、これをやると、漠然とした感覚で受けとめていた戯曲について、これをいったいぜんたい自分が“どう”読んだのか? どこが外せなくて、どこを際立たせたくて、どんなシーンや台詞であれば泣く泣くであろうがあんだろうが乱暴に削れるか。

という、是非もなくそういう作業を経なきゃなんないことになるので、結果、戯曲の深いところにググッと手を潜らせることが出来て、戯曲理解はもちろん自分たちの目指すべき方向が一気にクリアになります。とても大事な作業です。

  • 2015.04.27 (月) 11:30
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  • Yasuhito YANO

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