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2015年1月のオープン基礎稽古

2015年1月オープン基礎稽古のご案内です。来年1月も引き続きshelfの基礎稽古をオープンにして開催します。以下は、以前に書いたことの繰り返しですが、

しばしば楽器演奏やバレエ等の指導者に言われることで、誰もが知っている有名な次のような言葉、

「一日練習を怠ると自分には分かる。二日怠ると批評家に分かる。三日怠ると聴衆に分かってしまう。」( “If I miss one day’s practice, I notice it. If I miss two days, the critics notice it. If I miss three days, the audience notices it.” )

と、これを最初に言ったのは、パデレフスキーというポーランドのピアニストなのだそうですが、この感覚、何がしかのレッスンを行ったことがある人には何となく感覚的に分かることだと思います。

さて。楽器演奏者や歌手、バレエやコンテンポラリーのダンサーなど目に見えて技術の練達が“分かる”職能についてはさておき、これ、俳優という職能を考えたときにはどうなんでしょうか? 僕は俳優も楽器奏者と同じく、あるいはアスリートと同じく日々の訓練が欠かせないものなんじゃないか? と考えています。

では、というかしかしというか日本ではこれがスタンダードな、俳優が熟達するための練習法である。という、メソッドとか、システムとかってものが殆ど存在しないのではないか。

勿論、スタニスラフスキー・システムやアレクサンダー・テクニーク、フェルデンクライスメソッドにリー・ストラスバーグの開発したメソッド演技、あるいは鈴木忠志のスズキ・メソッド、等々、日本ではあまり知られていませんが、世界にはたくさんの俳優のための訓練方法があって、だから意識的に自主的に“学ぶ”ということを行っている人も多いとは思います。

ですが、しかしながら、なかかなかに常日頃から自分の身体の操作法や発語法、所謂演技をするための方法を身に付けるべく、定期的に(クリエイションのプロセスに伴ってというのではなく)それを日々実践されている方はあまりいないのではないか。というか、そういう場所がそもそもないのではないか。

そしてそれって、あまりヨロシクない環境なんじゃないかなあと。

で、shelfは基本、創作期間以外についても週に3日、基礎稽古を行っています。なので、それを取り敢えず、一般に開放してみよう。と考えました。

勿論、他でもない自分たちがそれを必要なコトと考えて行っていることなのですが、そういう場所があるのであったら、自分の(作品作りのための)稽古のない時期に、自分を磨くために稽古をしたい、という方が他にもいるかも知れない。であれば、そういう意識的なことを考えている人がいたら、一緒に稽古をしてみたい、と。

具体的には、簡単なボディワーク(ストレッチ、呼吸法、重心のコントロール等)か中心ですが、参加者の顔ぶれ次第では、参加者に合わせて短いテキストを使ったシーンスタディもやってみたいと思います。

参加費は場所代として一人500円。世田谷区内の公共施設(千歳船橋や明大前付近が多いです。)でやっています。

2015年1月のスケジュールは下記です。

10日(土)18:30‐22:00
13日(火)18:30‐22:00
15日(木)18:30‐22:00
17日(土)18:30‐22:00
20日(火)18:30‐22:00
22日(木)18:30‐22:00
24日(土)18:30‐22:00
27日(火)18:30‐22:00
29日(木)18:30‐22:00
31日(土)18:30‐22:00

ご興味持たれた方がいらっしゃいましたらぜひ、お気軽に矢野(yano@theatre-shelf.org)までご連絡下さいませ。(場所はご連絡頂いた方に直接お知らせします。)
 
 
ファイル 1256-1.jpg
 

  • 2014.12.27 (土) 10:46
  • Permalink
  • shelf workshop
  • Yasuhito YANO

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