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英語ワークショップ:日本の近・現代舞台芸術史

今週月曜から4日間(10:30-12:30)連続のセゾン文化財団の英会話ワークショップを受けています。今日はいよいよ最終日。非常に楽しいプログラムに大きな充足感を感じています。

英語が喋れるようになるのが目的なのではなく、自分たちに近しいトピックスについて、セゾン文化財団のビジティングフェローを初め日本語が母語ではない人もグループに交じって、グループごとに異なった記事を与えてられて、それについて事前に受けた日本史や日本の近現代の舞台芸術史のレクチャー踏まえて、すべて英語で意見を交わす。

言葉は人間の思考を規定する。だから言葉は、単なるコミュニケーションのためのツールではない。のだけれど、それでもやっぱり、英会話力を身につけるためには、自分が切実に話したい内容や、コミュニケーションを取り交わしたいと思える他者との出会いが必要なのだなあ、と感じています。

レクチャーで扱われた歴史資料もとても刺激的で、折角なので印象に残ったものをいくつか。
 
 
 

川上音二郎一座[明治の流行歌]オッペケペー節[日本人最古の歌声]

川上 音二郎(かわかみ おとじろう) 1864年-1911年

筑前黒田藩(福岡藩)出身。「オッペケペー節」で一世を風靡した興行師・芸術家であり、そして新派劇の創始者でもある。川上の始めた書生芝居、壮士芝居はやがて新派となり、旧劇(歌舞伎)をしのぐ人気を博す。「新派劇の父」と称される。
 
 

Mary Wigman, Hexentanz

マリー・ヴィグマン(Mary Wigman) 1886年-1973年

ドイツのダンサーであり、振付師、インストラクター。ドイツのモダン・ダンス「ノイエ・タンツ」の創始者として知られる。「マリー・ヴィークマン舞踊学校」はルドルフ・フォン=ラバン(Rudolf von Laban)(主にダンスの記譜法)とエミール・ジャック=ダルクローズ(主にリズム感)の理論を融合し、実践するもので、ダンス界に革新の風を起こした。ダンスの記譜法によって、「ダンスをシステム化し、他人にもそれを教える事ができる」、「誰にでも踊る事が出来ることの証明」、「ソロダンスからグループダンスへの移行」という順を踏み、西欧ダンス界の権威であるバレエに対するレジスタンスとして、モダンダンスの裾野を広げた。
 
 

モン巴里 ~宝塚少女歌劇団花組~

宝塚歌劇団(たからづかかげきだん、Takarazuka Revue)

兵庫県宝塚市に本拠地を置く歌劇団。1914年に初の公演を行って以来、今日も人気を集める未婚の女性だけで構成された歌劇団。阪急電鉄の前身、箕面有馬電気軌道創始者の小林一三が、三越少年音楽隊や白木屋少女音楽隊に想を得て、1913年(大正2年)に結成した宝塚唱歌隊が前身。創設の当初から「老若男女誰もが楽しめる国民劇」を目指し、日本で初めてレヴューを上演した劇団として、一躍有名になった。1918年(大正7年)、帝国劇場での公演を行い、東京進出。同年に機関誌『歌劇』が創刊される。

現在も、健全かつどの世代の人が見ても楽しめる演目を中心に、芝居(ミュージカル)やレヴューを上演し続けている。ジャンルは古今東西を問わず、歴史劇、ファンタジー、そしてSFまで多岐にわたる。阪急電鉄の一部門であり、阪急阪神東宝グループのエンターテイメント・コミュニケーション事業として運営は阪急電鉄創遊事業本部歌劇事業部が行っている。劇団員は同社の社員扱い。
 
 

  • 2014.09.11 (木) 09:05
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  • Yasuhito YANO