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にへいたかひろ氏と山村武善氏【トーク・ゲストのご紹介/25日】

二日目25日(金)のゲスト二名。初日は同じ回にゲストをお二人迎えてのトークを予定していますが、二日目からは各回1名ずつのゲストをお迎えします。


マチネのゲストは、名古屋で活躍されている俳優のにへいたかひろ氏。ご自身が作・演出をつとめる劇団よこしまブロッコリーの代表でもいらっしゃいます。

にへいさんとは、たまさか、C.T.T.という京都で始まって昨年名古屋にも事務局が出来た現代演劇の試演会企画があって、今回の七ツ寺35周年記念に向けたワーク・イン・プログレス作品を、僕らは第2回だったかな。の、C.T.T.に出品していたのですが、そこの参加者同士として初めてお会いしました。

C.T.T.で観たその作品は、僕らとは最終的に仕上がってくる作品の肌触りはまったく異なるものだったのですが、演出家として大切にしているところがとても共感できるもので、

またご自身の人となりには、演劇人であると共に、プロフェッショナルな俳優として(ナレーターや指導者の仕事を含む、)社会に一社会人としてまっとうにコミットされているその関わり方にとても好感を覚えました。自己満足や自己表現に汲々としがちな演劇人にない、涼やかなその人との距離感、接し方には、誤解を恐れずにいえばある種の「悪意」に支えられたものでもあるのではないか? と思うのですが、その彼の「悪意」こそが、僕はとても好きなのです。「悪意」のない作家って、面白くなくて(笑)。お話を出来るのがとても楽しみです。


ソアレのゲストは、山村武善氏。山村さんといちばん最初にお会いしたのは、確か利賀村だったのではないかな。僕が演劇人会議の主催する演出家コンクールに作品を出品した時に、審査員としていらしていた、とそう記憶しています。

同財団の機関誌で若手の演出家に寄稿文を募ったことがあったのですが、そのときの文章をお褒め頂き、それがご縁で、後に雑誌 「演劇人」015号に、モスクワに視察にいった際のレポートを書かせて頂いたり(モスクワでもご一緒させていただいて、ずいぶん色々なお話を聞かせて頂きました。)その後も何かとお世話になっています。

山村氏は、現在はその職を退いていますが、鈴木忠志氏が芸術を監督をつとめていたころに、静岡県舞台芸術センターで、ながらく芸術局長をつとめていらしたことがあり、今回は七ツ寺共同スタジオ35周年ということで、地域で演劇制作をすることの意義や、それを取り巻く環境について、さらには<劇場>という<場所>の果たすべき役割について、公設・私設の別を超えたお話が出来ればと思っています。


■にへいたかひろ(俳優・劇作家、よこしまブロッコリー代表)1/25(金)14:00

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1974年三重出身。1999年に俳優・ナレーターとして所属しているNAC名古屋の仲間と演劇ユニット「よこしまブロッコリー」を結成。以後、同ユニットの全作品の作・演出を務めている。ナチュラルでリアリティのある会話劇をベースに、乾いた質感の中にも温もりやユーモアを感じさせる作品が多い。

また現代劇からファンタジーまで作劇の幅も広い。近年は外部プロデュース公演の脚本/演出の他、専門学校の非常勤講師など、活動の領域を拡げている。


■山村武善(静岡県舞台芸術センター・前芸術局長)1/25(金)19:30

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1947年生まれ。「日本読書新聞」「現代思想」「現代詩手帖」「批評空間」等の編集部を経て、1995-2004年まで、静岡県舞台芸術センター芸術局長。現在、舞台芸術財団演劇人会議評議員、同機関誌「演劇人」編集長。

  • 2008.01.22 (火) 08:58
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  • Yasuhito YANO

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