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稽古場レポート 5日目

本日は18時30分から見学。
今日は通しが19時から行われる。
私は2場の途中から3場までしか観ていないので、ようやくこの芝居の全貌がつかめる。

いやー、今まで何を書けばいいのか考えるのが辛かったよ。

見学者の中に知った顔がチラホラいる。
そのうちの一人、NEVER LOSEにも客演した事がある小田さやかさんに「なんでいるんですか?」
と声を掛けられる。
うん…なんでいるんだろうね、僕もわからないや…
とは言わず、小田さんが参加してくれた『AM 3:00』から名古屋との交流が始まった事を告げる。
彼女はAAFリーディングでOrtチームの一員で名古屋公演の経験もある女優だ。
不思議な繋がりを実感しつつ、演劇界の狭さに触れる。

19時15分から荒通しが始まった。
何人かの役者は衣装を着け、所作や動きに支障がないか確かめるらしい。
残念ながら今日の稽古場は床が絨毯敷きで、いつもと勝手が違うみたいだ。
プロンプがいないので、私がその役を仰せつかる。
しかしだ、稽古を見ていない箇所だとそれが演出なのか、台詞を忘れたのかまったくわからない。
そういう芝居なのだ。
この俳優達は台詞を忘れたくらいでは意識が崩れない。
なのでわからない。
するとプロンプが遅れる。
結局演出家が代わりに台詞をあてる。
あぁ…私はあまりお役に立てませんでした、すみません。
しかも途中で「あれ?もしかしてこの内容書けないよね?ネタバレになるし…また書くことないや…」ということに気づく。
どうしよう。
結果だけ報告することにする。

1時間30分程で通しは終了した。
出来は、悪かった。
俳優は思いのほか打ちのめされている。
でもそれを認めない成功はありえない。
それを確認していた。
当たり前のことに思えるかもしれないが、当たり前のことをちゃんとやれている人達は本当に少ないのだ。

稽古終了後、矢野君は音響の打ち合わせの為新宿へ。
私は俳優達や他の見学者と一緒に、居酒屋へ。

打ち合わせや細々とした用事のせいで、純粋な稽古時間が少しずつ削られてきた。
明日は矢野君が演劇千年計画のワークショップ発表会の為、稽古はない。
俳優は自主稽古をするみたいだ。

片山雄一

  • 2006.11.29 (水) 00:25
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  • archive::「構成・イプセン」
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