『近代能楽集』より 「班女」 


『近代能楽集』より 「班女」..
2009.2.21 Sat.→ 2.22 Sun. 相鉄本多劇場 Sotetsu Honda Theater
〜 横濱・リーディング・コレクション#FINAL 三島由紀夫を読む!参加作品 〜


本シリーズ最終回、総決算として三島由紀夫作品に取り組みます。今回競作する演出家は、
田口アヤコ(COLLOL)が、『美と共同体と東大闘争』、 片山雄一(NEVER LOSE)は、
『わが友ヒットラー』 石神夏希(ペピン結構設計)が、『レター教室』
そして 矢野靖人(shelf)は、 『近代能楽集』より 「班女」をお送りします。

[作]
[演出] 
三島由紀夫
矢野靖人
[出演]

川渕優子(shelf
青木佳文(shelf
大川みな子(shelf
百花亜希
櫻井晋

[音響]                      島貫聡
[照明コーディネイト]    伊藤孝 (ARTCORE design)
[宣伝美術]                西村竜也
[写真]                      藤倉善郎
[舞台監督]                小野八着(Jet Stream)
[制作協力]                川井麻貴(SEABOSE)
[演出助手]                秋葉洋志(shelf
[プロデューサー・総合ディレクター]    矢野靖人(shelf
[協力]                      COLLOL、NEVER LOSE、ペピン結構設計、アトラプト・カンパニー
[助成]                      (財)私的録音補償金管理協会(sarah)
[共催]                      横浜SAAC、横浜市市民活力推進局
[主催]                      横濱・リーディング・コレクション実行委員会

[日時]
21(土)
22(日)
15:00 A
15:00 B
19:00 B
19:00 A
※A=『美と共同体と東大闘争』+『わが友ヒットラー』、B=『レター教室』+『班女』
※開場は開演の20分前 受付開始は開演の60分前
※開演の60分前より受付にて整理番号を発行、開場時点から整理番号順でのご入場となります。
※会場の都合上、開演後のご入場をお断りする場合がございます。ご了承下さい。
[場所] 相鉄本多劇場
横浜市西区南幸2-1-22 相鉄ムービル3F
tel. 045-319-2150
JR・相鉄線 横浜駅みなみ西口から徒歩5分
東急東横線・みなとみらい線横浜駅から徒歩7分

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新旧を問わず、毎回質の高いテキスト(戯曲、他各種テキスト)をセレクションし、気鋭の演出家と競作、リーディング形式で連続上演して来た、横濱・リーディング・コレクション。5回目を迎える今回は、日本の現代文学を代表する小説家・劇作家の三島由紀夫を取り上げます。

同一作家のテキストを取り上げることにより、舞台言語の深度を示すのみならず、演出家や俳優が違えば舞台表現はここまで異なるのだという表現(パフォーマンス)の幅を示し、ドラマリーディングという形式を仮借しながら、単なる戯曲の紹介とは異なる舞台表現の新しい可能性を探ります。

独裁政権誕生前夜の数日間を再現し、狂気と権力の構造を浮き彫りにした三島戯曲の代表作『わが友ヒットラー』、 学生運動のピーク期に東大教養学部で行われた三島由紀夫と東大全共闘の討論会の記録! である『美と共同体と東大闘争』、職業も年齢も異なる5人の登場人物がやり取りする手紙のみで表現された異色の小説『レター教室』、能の諸作品を近代劇に翻案 / 再構成した劇作品集『近代能楽集』から「班女」。

― 戯曲の枠に捉われない多彩なラインナップをお楽しみ下さい。



notes

三島由紀夫という硬質で構築的で且つ偏執的なまでに特異な美意識に貫徹された作家のテキストと向き合うことに非常な興奮と喜びとを感じています。
稽古に先立ち、頭の中には、先行する幾つもの過去に観た上演例が駆け巡っています。三島由紀夫の戯曲に書かれた言葉はすべて、所謂"話し言葉"では決してない―それはむしろ、文語の「語り」に近い。そのような考えを前提に、しかし奇を衒うのではなくストレートに、三島の言葉の強度と美学とを舞台上に構築したいと思っています。



ご挨拶 (当日パンフレットより)


戯曲を出来る限りそのままに届けるという通常のドラマ・リーディングと違って、私たちが試みる上演は、戯曲「班女」を「班女」という戯曲が自分にとって必要な、そこに書かれた言葉が切実に必要で不可欠な女性が一人、その戯曲を一人読んでいる。というシチュエーションに置き換えて構成し直したものです。
ドラマ・リーディング、すなわち書かれた言葉を(俳優が舞台上で)声に出して読む。という行為にはいったいどんな意味があるのか。
今回の上演を通じて、そのことに出来る限り近接してみたいと思っています。そのようなアプローチがまた同時に「班女」という戯曲の、ひいては演劇という行為の本質を深く抉るものとなり、ご来場頂いたお客様の心に深く届く表現ともなればと願います。
40分弱の小品ですが、最後までごゆっくりお楽しみ下さい。

矢野靖人



■ 
三島由紀夫 / Yukio Mishima

1925年(大正14年)1月14日、東京市四谷区永住町2番地に、父・平岡梓、母・倭文重の長男として誕生。本名平岡公威。作家、文学者。小説のみならず、戯曲、評論も多くした。代表作に、小説「仮面の告白」「潮騒」(新潮社文学賞)「金閣寺」(読売文学賞)「鏡子の家」「夕刻」「豊饒の海」戯曲「近代能楽集」「鹿鳴館」「サド侯爵夫人」など。「ミシマ文学」は昭和31年に「潮騒」が英訳されたのを始めとし、諸外国語に翻訳され全世界で愛されている。昭和40年ノーベル文学賞ノミネート。満年齢が昭和の年号と一致する「昭和」とともに歩んだ近代日本文学を代表する作家。


横濱・リーディング・コレクション#FINAL「三島由紀夫を読む!」
2009.2.21~22@相鉄本多劇場
撮影/藤倉善郎

01

02

03

川渕優子

青木佳文

櫻井晋

百花亜希


tel. 090-6139-9578
e-mail info@theatre-shelf.org
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