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| [原作] [構成/演出] |
エウリピデス 「トロイアの女」 より ― Written by Euripides 矢野靖人 ― Composed and directed by Yasuhito Yano |
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平成19年度文化庁 『舞台芸術の魅力発見事業』 |
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十年に渡って繰り広げられ、「トロイの木馬」の奸計によりトロイア陥落に終わったトロイア戦争。ギリシャ軍によってトロイアの男はすべて殺され、一夜にしてトロイアは滅びてしまった。 生き残ったトロイアの王妃ヘカベの元に、ギリシャ軍の使者が現われ、女はすべて奴隷や妾に決まったことが告げられる。神に仕える巫女・王女カサンドラはギリシャ軍総大将の妾にされ、ヘカベの息子ヘクトルの妻アンドロマケは、その遺児・アステュアナクスをギリシア兵に無理やり奪われ、城壁から突き落とされた挙句、自身はギリシア兵に連れ去られてしまう。 王妃ヘカベに次々とふりかかる耐え難い苦難の数々。 人間はなぜ生きるのか。絶望的な状況のなか、それでもお前は生きることを選ぶのか。 ヘカベの許に運ばれてくるアステュアナクスの遺体。涙も枯れたヘカベは、孫の遺体を死装束で飾る。背後で火の手が上がり、神の手で築かれたとも称えられた美しいトロイアはギリシャ軍の放った業火に跡形もなく燃え尽きてゆく。
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| [出演] |
cast: 火田詮子 Senko Hida 川渕優子 Yuko Kawabuchi (shelf) 川村岳 Takeshi Kawamura (山の手事情社) 石原愛子 Aiko Ishihara 今枝千恵子 Chieko Imaeda 青木佳文 Yoshifumi Aoki |
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[音響] |
角井方浩 (shelf) sound design: Michihiro Kadoi 猪塚好章 sound operation: Yoshiaki Izuka 則武鶴代 lighting design: Tsuruyo Noritake 竹内 陽子 (竹内衣装) costume design: Yoko Takeuchi 原田真理 photograph: Mari Harada オクマタモツ Graphic design: Tamotsu Okuma 永澤こうじ Scenograph: Kouji Nagasawa 東海シアタープロジェクト public relations: Tokai Thetre Project 愛知県文化振興事業団 back up: AICHI ARTS FOUNDATION shelf Planning and production: shelf 七ツ寺企画 / shelf / 文化庁 Sponsored by Nanatsudera Kikaku , shelf , Agency for Cultural Affairs
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| [日時] | 2008年1月24日(木)〜1月28日(月)
開場は開演の20分前 受付開始は開演の60分前です。 |
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| [場所] | 七ツ寺共同スタジオ Nanatsudera Kyodo Studio 〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須2丁目27-20 tel/052-221-1318 地下鉄鶴舞線「大須観音駅」下車 2番出口徒歩5分 地下鉄名城線「上前津駅」下車 8番出口徒歩10分 >> クリックすると地図を表示します |
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| [料金] | 一般 前売 \3,000 / 当日 \3,500 (日時指定・全席自由席) 学生 前売 \2,000 / 当日 \2,500 ・学生券は、大学生・専門学校生・高校生・中学生・小学生が対象となります。 ・未就学児童のご入場は出来ません。ご了承下さい。 通し券 一般 \6,000 学生 \4,000 ・通し券はshelf 『悲劇、断章』の他、七ツ寺35周年記念企画の残り二演目、双身機関 『今日は私の誕生日』、 マレビトの会 『パライゾノート』 3作品を各1回ご覧になれます。 ・通し券をお持ちの方でも、事前に観劇日時をお知らせ下さいませ。 お知らせのない場合、お席の都合で入場出来ない場合もございます。ご了承下さい。 |
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言葉はその時代その時代の人々の想いを映し出して来たものです。なかでもとくに戯曲に書かれた言葉は、それが人が声に発することを前提として描かれてあるが故によりいっそう切実な想い、のっぴきならないメッセージを伝え残しています。 古典戯曲を上演するということ。それは単に旧いものを大事にするというようなことではありません。歴史を見徹すことで我々は初めて、今・この場所における自分の文脈を再認識・再構築すること出来るからで、かつまた世界に対してアクチュアルで在り続けるためには、そのことが絶対的に不可避な事柄だからです。 歴史と言葉、身体と世界。そして悲劇。 徹底して救いのない物語でありながら、全編に叙情的な美しさが満ち満ちている「トロイアの女」。人類の最古層の記憶ともいうべきギリシア悲劇の名作を、shelfは現代に再生します。ご期待下さい。 |
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| 矢野靖人 | |||||||||||||||||
古代ギリシャ3大悲劇作家の1人。悲劇18篇とサテュロス劇1篇が現存するほか、多数の断片が存在する。アイスキュロス、ソフォクレスとならぶアテネの三大悲劇詩人のうち最後の1人。エウリピデスの作品は、次のローマ時代の演劇に大きな影響をあたえた。後世、イギリス、ドイツの演劇や、ことにフランスの劇詩人コルネイユ・ラシーヌらに与えた影響はとても大きい。代表作は『メデイア』、『アンドロマケ』など。 『トロイアの女』は紀元前415年春アテナイで初演。トロイア戦争に材をとった三部作の最後に当り、敗戦直後のトロイアの女たちの酷薄な運命を描いている。 エウリピデスは他の劇作家と同様、古い神話を題材にしつつ、しかしその登場人物を写実的にえがいた。エウリピデスにとって、彼らは理想化された象徴的存在ではなく同時代のアテネ人であったのである。 |
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2007年9月に創立35周年を迎える七ツ寺共同スタジオは、代表の二村利之を中心に、地域の演劇センター/街のアート拠点として、名古屋はもとより日本全国の現代演劇や、舞台芸術の活動を支えて来ました。 地域の演劇拠点として名古屋小劇場演劇の創生期を担い、北村想・天野天街・はせひろいちなどを輩出。地域の演劇を直接牽引すべく作品を企画・製作する七ツ寺プロデュースや提携公演を行う傍ら、一般向けのワークショップ等も定期的に企画・運営。他地域との協働としては、全国ツアーの拠点として立ち寄る国内カンパニーや舞踏公演、パレスチナ・キャラバンや韓国・マダン劇等、国内外を巡演するテント芝居など、多彩な芸術・文化活動を継続的に支援しています。 今回は35周年記念企画として、東京・名古屋・京都の三都市の演出家に作品制作を依頼しました。 京都からは、カイロ国際実験演劇祭、北京国際演劇祭と近年海外での活躍も目覚しい、日本を代表する劇作家・松田正隆率いる「マレビトの会」の代表作『パライゾノート』を招聘。名古屋からは、舞踏家・演出家、寂光根隅的父(双身機関)によるカントールの遺作に着想を得た新作を制作。なお、この作品については、2007年、名古屋市芸術創造賞を受賞し、日中作家交流展やニューヨークのアーティストとのコラボレーション、ロシアでの展覧会など、世界で活躍する現代美術家、水谷イズルが舞台美術を手掛けます。そして東京から招聘する若手演出家、矢野靖人(shelf)については、二ヶ月超に渡るレジデンシーでの作品制作を依頼。名古屋在住のベテラン俳優・火田詮子らと共同作業を行い、全国に向けて名古屋より文化発信を行います。 |
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■ 関連情報 |
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