shelf volume04 「再演、R.U.R.」


「R.U.R.a second presentation (再演、R.U.R.)」
2006.05.02~03 @Theatre Tram
第10回くりっくフリーステージ 演劇部門
主催 / 財団法人世田谷区文化財団、フリーステージ実行委員会


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>> 稽古場の写真をUPしました! 2006/04/24




(C)Mari Harada
[原作]
 
[構成・演出]
カレル・チャペック 『ロボット(R.U.R.)』
Written by Karel Capek
矢野靖人
Composed and directed by Yasuhito Yano

[出演]

cast:
綾田將一 Shouichi Ayada (reset-N
飯村彩子 Ayako Iimra
川村 岳 Takeshi Kawamura (山の手事情社
田口アヤコ Ayako Taguchi (COLLOL
凪 景介 Keisuke Nagi
日高勝郎 Katsuro Hidaka (InnocentSphere
藤井麻由 Mayu Fujii

[音響]

[照明]
 
[衣装]
 
[メイク]
 
[舞台監督]
 
[写真]

荒木まや (Stage Office)
sound designer: Maya Araki
木藤歩 (balance,inc.
lighting designer: Ayumi Kito
竹内 陽子 (竹内衣装
costume designer: Yoko Takeuchi
入江佐伊子
make up designer: Saeko Irie
小野八着 (Jet Stream)
stage manager: Hacchaku Ono
原田真理
photographer: Mari Harada
[日時]

2006年5月2日(火)・5月3日(水・祝)

5.2(火)
5.3(水・祝)
14:00
19:30
18:00
[場所] シアタートラム Theatre Tram
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1
tel/03-5432-1526
東急田園都市線三軒茶屋駅(渋谷より2駅・5分)
東急世田谷線三軒茶屋駅となり
>> クリックすると地図を表示します
[お問い合せ] 世田谷パブリックシアター 03-5432-1526
http://www.setagaya-ac.or.jp/sept/
   

 



■ ストーリー

ロボットという言葉はこの戯曲で生まれて世界中に広まった。舞台は人造人間の製造販売を一手にまかなっている工場。人間の労働を肩代わりしていたロボットたちが団結して反乱を起こし、人類抹殺を開始する。機械文明の発達がはたして人間に幸福をもたらすか否かを問うチャペック(1890‐1938)の予言的作品。



■ notes
「R.U.R.」は非常に旧い作品です。1コの読み物として捉えると非常に素朴で、プリミティブで、
しかしそれ故にそのうちに豊穣なイメージを湛えています。

生殖腺を奪われたロボットが大量に生産される時代。
女が子供を生めなくなる。
すべては人類を労働から開放するために。
ロボットによる代理戦争。
虐殺される人類。

人はなぜ祈るのか。
我々はもう引き返すことは出来ないのか。

戯曲の持つ物語構造、ロボットという言葉、言葉に喚起されるイメージ、
派生する様々なサブストーリーを丁寧に掬い上げ、
戯曲の背後に潜む作家の抱いた根源的な"ビジョン"を舞台上に再構成する。

―shelf volume04「R.U.R. a second presentation (再演、R.U.R.)」

再演とありますが実質的には全くの新作です。人類の未来を展望する壊れた愛の物語。
稀代のアンチ・ユートピア・ストーリーをどうぞご期待下さい。



カレル・チャペックについて  1890-1938
20世紀前半のチェコを代表する作家・ジャーナリスト。1890年、チェコスロバキア北部の炭鉱町に医師の息子として生まれる。プラハ大学で哲学を学び、ベルリン、パリに留学。1921年に戯曲『R.U.R.−ロボット』『虫の生活』を発表、とくに前者は諸外国で舞台にかけられて大反響を引き起こす。日本でも、早く1924年7月に、築地小劇場で初演されている(宇賀伊津緒訳『人造人間』)。「ロボット」という言葉が彼の造語であることはあまりにも有名。1938年にノーベル文学賞候補となるも、その直後に48歳で死亡。
様々なジャンルで筆をふるった才人であり、その作品には『マクロプロスの処方』『クラチカト』『山椒魚戦争』などの長編未来小説をはじめ、推理小説『一つのポケットから出た話』、児童文学『長い長いお医者さんの話』、チェコスロヴァキアの初代大統領トマーシュ・マサリクの生涯と思想を描いた伝記文学『マサリクとの対話』、『園芸家12ヶ月』のようなエッセイ等があり、実に多彩。
チャペックの生国チェコは、第一次世界大戦終結後、オーストリア・ハンガリー帝国の崩壊を受けて、1919年チェコスロバキアとして独立。その20年後、1939年に東欧進出を企図したドイツに併合される。戯曲「R.U.R.」は1920年出版、初演は翌1921年とされているから、新しい国家の誕生と機を一にして生まれた戯曲だと言えよう。ドイツ軍がチェコに進駐し、全土を領土化に治めるのが1939年3月15日。チャペックはその3ヶ月前の1938年12月25日に死去。

チェコの劇場では今も、彼の遺した戯曲が上演されている。



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