次回公演情報

shelf volume 24
「 Die arabische Nacht|アラビアの夜

..終了しました。ご来場誠に有難うございました。

2017年6月2日(金)〜5日(月)@The 8th GalleryCLASKA, 学芸大学)

作 / ローラント・シンメルプフェニヒ(Roland Schimmelpfennig)
翻訳 / 大塚直
演出 / 矢野 靖人

stage performing rights: S. Fischer Verlag Frankfurt/Main

それはあるマンションの何気ない日常空間のはずだった。

夏の夜、フランツィスカの同居人ファティマがいつものように帰宅する。マンションの9階以上の断水の理由を調べに管理人のローマイアーが訪れる。高層マンションの8階。フランツィスカはシャワーを浴びていた。彼女は何故か、仕事から帰ると夜毎ソファで眠りこけ、記憶を亡くす。
部屋に訪れる2人の男。向いのマンションに住むカルパチ、ファティマの恋人カリル。現実的な世界に、象徴的なイスラムの幻想空間が入り込む。

ファンタジーとリアルの境界が融解する。

[キャスト]





[スタッフ]

川渕優子
森祐介
沖渡崇史
横田雄平
井上貴子

照明デザイン協力 / 則武鶴代
衣装デザイン / 竹内陽子
宣伝美術 / オクマ タモツ
記録映像撮影・編集 / TANJC
写真撮影 / 原田真理
制作助手(インターン)/ 神川美優
制作協力 / 庭山 由佳
主催・企画制作 / 一般社団法人shelf

[日時]

2017年6月2日(金)〜5日(月)@The 8th GalleryCLASKA, 学芸大学)

2日(金)

15:00

19:00

3日(土)

15:00

19:00

4日(日)

15:00

5日(月)

19:00

・開場は開演の15分前です。
・上演時間は80分を予定しています。

[チケット]

 

** オンラインチケット予約ページ(Peatix)へ
一般前売・当日 3,500円
学生 2,000円
一般早割 2,500円(Peatixのみ、事前決済)* 5月3日(水)まで!

・ご予約のみの(当日受付にて精算)のお客様はお電話、メールでも承っております。

メール予約
info@theatre-shelf.org
お電話でのご予約
090-6139-9578 (shelf)

お名前/ご希望の日時/券種/枚数/お電話番号をご連絡ください。
折り返しこちらより連絡を申し上げます。

【リピーター割引を実施します!】NEW!!

#アラビアの夜 6/2(金)〜5(月)@CLASKAですが、急きょ、リピーター割引を実施することにしました。
というのも今回、自然光を取り入れた劇場空間で、昼と夜との芝居の印象あまりに違うので、せっかくなので、どちらもお楽しみいただきたいな、と。
半券をご持参の方は、一般2,000円、学生は何と1,000円になります!
皆さんこの機会にぜひ。

[会場・アクセス]

 

The 8th GalleryCLASKA, 学芸大学)
東京都目黒区中央町1-3-18
Tel: 03-3719-8121(CLASKA)
東急東横線「学芸大学」駅、徒歩12分

演出ノート|20140412

思考は言葉の在り様であり、思考は書き言葉によってより深められる。そしてその深められ研磨され凝縮した言葉が人間の思想、哲学の謂いであるとすれば、その凝縮された書き言葉を発語し、言葉を声として身体化する行為は、人間の精神活動の在り方、身体の在り様を刷新・復権することが可能なのではないか。shelfは斯様な意味と意志のもと、俳優の「語り(Narrative)」に着目し、舞台芸術という今・この場所で直接に人と人が触れ合う芸術表現の可能性を追求して来た。

今回取り上げる戯曲は、現代ドイツ演劇界において、ポスト・ドラマという文脈から独自に「語りの演劇(Narratives Theater)」という演劇理論を提唱するローラント・シンメルプフェニヒの代表作「アラビアの夜」である。同じ「語り」という言葉を使っているのは剽窃でもまして偶然でもない。シンメルプフェニヒの戯曲では登場人物の内的独白はもちろん、行動や状況の簡易な描写までもが俳優の発語行為として成立すべくすべて台詞として書かれる。シンメルプフェニヒがポスト・ドラマの文脈に由来するとすれば、わたし達のそれは日本の近世以来の見立ての芸術文化、あるいは、他でもない日本を代表する演出家鈴木忠志の「騙り」の演劇の延長線上にある。

日本の古典芸能を踏まえた「語り(=騙り)」の文法で、西欧ポスト・ドラマの文脈におけるシンメルプフェニヒの「語りの演劇」を上演すること。それは単に演劇的な実験であるだけでなく、人間の思索と言語、発語行為の在り方を巡る、文化の翻訳の可能性と不可能性の検証、更には異なる文化間におけるコミュニケーションの新たな方途を探るプロジェクトである。

同時代を生きる現代作家のテキストをshelfで扱うのは随分と久しい。shelfクリエイションの新機軸にどうかご期待頂きたい。

shelf演出、矢野靖人


劇作家紹介|ローラント・シンメルプフェニヒ(Roland Schimmelpfennig):

1967年、旧西ドイツ・ゲッティンゲン生まれ。ドイツ語圏で最も頻繁に上演される現代劇作家で、自作の演出を手掛ける場合もある。また、近年は自作がオペラ化されることもあり、小説家としても注目を集めつつある。ベルリン演劇祭・ミュルハイム劇作祭などの招聘・受賞、多数。

イスタンブールでフリージャーナリスト兼作家として活動したのち帰国、ミュンヘンの演劇学校にて演出を学び、ミュンヘンカンマーシュピーレ劇場・ウィーンブルク劇場・ベルリンドイツ座などで研鑽を積み、現在に至る。

日本での上演歴として、2009年『昔の女』(新国立劇場)、2011年『イドメネウス』(国際演劇協会・ドイツ文化センター)、2013年『つく、きえる』(新国立劇場)が挙げられる。

(foto: justin del corte)





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