以前のエントリは移さないのでこのままに。
時折読み返して自分を戒めようと思います。
新しいblogはこちらです↓
http://yukokawabuchi.tumblr.com/
blogのタイトルは同じくin the process.です。
いつまでも変わらず、どこかへ向かう過程です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以前のエントリは移さないのでこのままに。
時折読み返して自分を戒めようと思います。
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いつまでも変わらず、どこかへ向かう過程です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
直前ではありますが、小さな作品を作っています。
本当にコンパクトな空間でお客さま過ごす時間はどんなかしら。
自分がそのものになること。演劇というものについて考えつつ。
4/3(木)~4/7(月)、明大前キッド・アイラック・アート・ホールにて。
どうぞお越しくださいませ。
shelf17 「deprived(仮)」
[構成・演出]
矢野靖人
[出演]
川渕優子
春日茉衣
森祐介
小川敦子
鈴木正孝(一徳会/K・A・G)
三橋麻子
[日時]2014年4月3日(木)~7日(月)
※上演時間は60分を予定しています。開場は開演の15分前、受付開始は開演の1時間前です。
※開演致しますと、ご入場をお断りする場合がございます。予めご了承下さい。
[料金]日時指定・全席自由
一般 2,500円
学生 2,000円(要学生証)
[会場]
キッド・アイラック・アート・ホール 5Fギャラリー
〒156-0043 東京都世田谷区松原2-43-11
京王線・井の頭線の明大前駅から徒歩5分
http://www.kidailack.co.jp/
いつの間にか年が明け、3月。いい加減冬眠から目覚めろよともぞもぞしています。
現在は4月の公演の準備をもたもたとしつつ、日本の近代戯曲研修セミナーというものに参加させていただいています。約1か月間(といっても週1回か2回で全8回)、森本薫の作品について、お話をうかがったり、資料を見たり、話し合ったりするというものです。たくさんの演出家の中に混ざってなんだか場違いなんじゃないかしらとドキドキしながらの研修でございました。
書かれた言葉を目の前にして、書かれた時のことや、書いた人について知る(想像を含めて)ことはやはり大切だなと感じます。文章の意味内容を把握する力もやっぱり必要だなと思う。でもそれらと同時に考えていたのは、書かれた言葉を自分の身体を通して声にしてみたときはじめて感じることのできる距離(みたいなもの)についてでした。それは今回に限った話でなく、今までいろんな言葉と向き合う度に感じたことですが、今回の研修は、自分の身体をもってその距離を感じることもまた、今この言葉を扱うことについて考えることにつながるのだと確認することのできたとても貴重な時間となりました。
だって私はどうしたって今を生きているのだし。それを忘れちゃいけねえよ。
関係だろうと社会だろうと、言葉を喋るのは人間で、人間が喋ることを前提に書かれてある言葉ならば、身体を無視することはできないだろうよ。まあね。
この研修のまとめに、3/10(月)・11(火)の2日間、下北沢 「劇」 小劇場でドラマ・リーディングが行なわれます。演目は 「薔薇」 「記念」 「生れた土地」 の三本。すべてラジオドラマのシナリオです。開演は19:00~、終演後は両日ともシンポジウムを予定しています。
川渕は、3/10(月)に 「薔薇」 と 「記念」 を、11(火)には 「薔薇」 を読みます。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。
自分という一個の人間は、あるいは、そういうものかもしれないのである。自分というものは一つもなく、人の心ばかりを持ち溜めて歩いている一個の袋かもしれない。
横光利一「夜の靴」より
年表は空白でも身体は生きていたから当然、空白だって一緒に残されている。
歴史ってなんだか曖昧だからこっちから歩いて行く。
何かしらであることの必要は、今ここで、その何かしらを想う量と近い気がする。
なんやかや、言葉と身体と日本人とが(個人的に)ごちゃごちゃとしながら近づいてまいりました。
○第二回中村春之助企画×shelf「鉄輪」
http://theatre-shelf.org/next.htm
○shelf volume16 [nora(s)]
http://theatre-shelf.org/next.htm#shelf16
写真は、杉(だったと思う)です。
ぎりぎりの日常が 壊れていく音
どうか 貴方にも聴こえればいい貴方の優しい顔なんて 私を喰い千切るだけで
これ以上 見たくもないから
自分の身体を埋めているものほとんどは言葉にできない。か、言葉にすることが憚られるもので。
清潔な思考と言葉だけで自分の身体ができていないことは、歯がすり減るくらいにわかっている。
でもできるならば、正しく、そして美しく。
でも羨ましいし、妬ましいし、許せないし。
結局のところは、好きな人には好かれたい。これに尽きるんだと。
そんないろいろがうずまく感じで稽古しております。
○第二回中村春之助企画×shelf「鉄輪」
http://theatre-shelf.org/next.htm
○shelf volume16 [nora(s)]
http://theatre-shelf.org/next.htm#shelf16
引用は、鬼束ちひろ‘call’。今回の引っかかりのひとつ。
写真は、新潟は弥彦神社の御手洗川。一の鳥居入ってすぐの場所。
新潟のことはまた改めて。