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魚津に来ています。

朝イチの高速バスで池袋を出発(7:20)。関越、北陸道をひた走って昼過ぎ(13:15)に魚津に着きました。着いたらお義父さんがバス停で待っていて下さって吃驚。確かに到着時間は伝えてあったけど平日の昼間だし。

聞けば、仕事の昼休みに迎えに来て下さったらしい。ICから駅までタクシーに乗ろうと思っていたので本当に助かりました。有難うございます!

事務所に寄ってお義兄さんたちに挨拶して、そのまま車をお借りして妻の実家の墓参りへ。それから遅い昼食(回転寿司だけど地の魚がいっぱいあった。美味!)を食べて、ユニクロに寄って買い物したりしてから、アピタのマクドナルドで休憩中。マクドナルドはどこでも無線LANが使えて便利だな。(日本中どこでもなのか?)

twitterのタイムラインには今まさに同じように利賀に向かっていたり、利賀に滞在中だったり利賀から帰ってきてる人のツイートがいっぱい。SPACの人たちもみんな向かっているところらしいし、きっと知ってる人だらけなんだろうな。

僕らは明日の朝一番で山に登ります。10:30からの鈴木忠志、平田オリザの対話・座談とQ&A「舞台芸術の未来 文化と地域主権」を聞いて、14:00~「デュオニソス」観劇。16:00~新作「新・帰ってきた日本&トーク」、で、20:00~「シラノ・ド・ベルジュラック」と合計3本観劇してそのまま利賀に一泊。翌日午前中の対話・座談とQ&Aも聞いて、それから下山予定です。東京には明明後日30日(月・祝)に戻ります。お盆をズラした、ちょっとした夏休みですね。

でも稽古再開は帰京する30日(月)の夜からなので、それまでに構成案を考えておかないと。

あ、そうそう。shelf次回公演は、『近代能楽集』から「班女」になりました。鳥の演劇祭3 ショーケース参加作品です。

”BIRD” Theatre Festival TOTTORI 3 鳥の演劇祭3
http://www.birdtheatre.org/engekisai/

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「班女」は横浜のリーディングで一度扱っている戯曲だけど、きちんと新作に仕上げるつもりです。奇しくも第七劇場と同じ会場で同じ戯曲。日時と場所は、9月の17日(金)~18日(土)@鳥の劇場・しかの心、詳細は近々に公式サイトにアップします。

ご期待ください。

yoko yano glass works

兄バカですが、妹の個展のご案内です。

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耐熱ガラスを使用して造られたガラスのジュエリー展を開催いたします。
独創的で繊細なフォルムの作品。
存在感のある矢野容子さんのガラスのジュエリーは個性的でぱっと目を引きます。
身に付けているジュエリーから話題が生まれることってあるんです。
そんな嬉しくなる時間を皆さまにも!

9/1(水)-12(日)
10:00-19:00(火曜定休)
作家在廊日 9/4 5 11 12

ギャラリー元浜 企画室
〒500-8028 岐阜県岐阜市西材木町41-2
TEL:058-263-1227
http://www.e-wedding.jp/motohama/

妹から貰ったDMにはギャラリーからの本当に有り難いコメントが掲載されていました。DMの写真もデザインもギャラリーの方にやって頂いたみたいで、とっても素敵。

岐阜まではさすがに観に行けないのだけれども、もしお近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら是非!

北村修「最後の授業 心を見る人たちへ」(みすず書房)読了。

NHK教育で実験的に試みられた「北山修 最後の授業」(テレビのための精神分析入門)という番組をたまたま先日テレビで見かけていて、面白かったね。と家人と話していたら、それからしばらく経って家人が同書を購入してきたのだった。

作者の北村修は元・フォーククルセダーズのメンバーで作詞家。「帰って来たヨッパライ」とか、「戦争を知らない子供たち」等を聞いたことがある人は多いと思う。フォーククルセダーズ結成が65年で(当時は大学在籍中だった。)72年に京都府立大学を卒業、その後札幌医科大学内科研修生を経て、ロンドンのモーズレイ病院及びロンドン大学精神医学研究所にて2年研修、帰国してからずっと精神分析医として活躍している方。(1991年10月~2010年3月まで九州大学で教鞭をとっていらっしゃった。上記の番組はその最後の授業のドキュメンタリー。)

経歴の意外さ、おそらくその大変さといったらきっととんでもない苦労があったんじゃなかろうかと驚きつつも、とても面白い授業で、書籍も(講義録なので)非常に平易な言葉で書かれていてとても読みやすかった。それでいて、とても深い思考がそこにあって。機会を作ってもう一度読み直したい本の一冊。他にも著書がいっぱいあるみたいなので、ぜひ当たってみよう。

呼吸とそれから身体について、他

今日は稽古場でいくつも発見があった。とても楽しい、有意義な稽古だった。

先ずは自分の身体について。呼吸をするとき、息を吸うときに背中に息が入る感じを感覚ではなく筋肉の収縮レベルで感じることが出来たこと。劇団員の川渕に外からも観察して貰ったんだけど、背中に息が入るタイミングが外からの見た目と内的な身体感覚とでちゃんと一致していて、それはちょっと、大きな収穫だった。前にも書いた体重の激減(4ヶ月で8g減)で、骨格筋が弱っていたから、そしてそこから体力が戻ってくる過程にあったからリアルに実感できたのだと思う。小さいけど大きな収穫だ。

そしてもっと大きな収穫が、次回公演出演者である俳優Kの身体についての気づき。Kについては、次回で3回目のshelf作品への出演になるのだけど、今回割とじっくりメソッドをやっていて、昨日、メソッドをやるときには身体のラインが見える格好をしていたほうがいいよ、という話をして、(それまで彼女は割とゆるいパンツと大き目のTシャツを好んで着ていたのだった。)それで今日、彼女がタイトな格好をして来てくれて、それで始めて! 気付いたのだけど、身体の軸の捉え方について、ちょっと間違っていたのだ。彼女は。腹筋というか(多分、腸腰筋だと思うのだけど、)腹部の筋肉の使い方と、あと内転筋の使い方、特に膝とつま先の向きが同じでなくズレていたことに外から見てみて始めて気付いて、(だってそんなの同一方向に揃っていると思い込んでいたから!)それを修正したら、劇的に身体の軸がブレなくなったのだった。彼女自身、自分の身体の中に細いけれどピアノ線くらいの軸を発見したと言っていて、コツを掴んでくれたみたいで、とても良かった。

そうそう、あと、いつも彼女は稽古中僕が喋ったことをメモったりしていることが多いのだけど、今回はメモを取っていなくて、それもなんだか面白かった。だってメモれないのだもの、こういう身体感覚の気づきは。こういう気づきは、身体で覚えるしかない。彼女にも「メモらないの?」って聞いたら、「出来ません(笑)」って。自分でも笑っていたのがとても印象的だった。

あすは稽古OFF。僕は芸団協の表現教育セミナーに参加する予定。内容は、「高等学校における演劇の授業の実際と課題」

対象が、「高校で演劇教育に携わる実演家、または、演劇教育に関心のある学校教育関係者」となっていたので、自分は今、実際に高校で演劇教育に携わっておらず(経験は多少あるけれど、)それでも参加資格はありますか? と問い合わせたところ、「対象と書いておりますが、こちらのセミナーはもう少し幅広く、高校での演劇教育に関心のある実演家などのお申込みも受け付けております。過去に表現教育を受講された実演家の方には、定期的にブラッシュアップという形で、お時間許す限り、勉強会などにも参加していただきたいと思いましたので」、とお返事を頂いたので、参加することにしました。

いろいろ、長い目で見て自分が何をしたいのか。何をして行くべきなのか。もっともっと考えていかなければと思っています。

モノゴトの本質に気づくか気づかないか、は、けっきょく自分の意識の持ち方次第なんですよね。

うん。頑張ろう!

呼吸

凄く当たり前のことなのかもしれないけど、基礎稽古をしていて最近気づいたこと。呼吸について。10カウントという1から10までをロングトーンで息を吐きながら数える。それも一定の圧で同じ太さで息を吐き続けて、それにあわせて指を開きながら、感覚も同時に開いていく。というトレーニングがあるんだけど、それをやってて気づいたんだけど、息が苦しくなって息を吸う、のだけれど息を吸ってる時はその息の苦しさは楽にならなくて、実際には息を吐いているときにこそ息が楽になるということ。

考えてみれば当たり前で、息を胸いっぱいに吸っているときには酸素は肺の中に充満しているだけで身体を巡っていない。息を吐いているタイミングにこそ、酸素は身体を巡っている。そんな単純なことを、稽古をやっていて最近になってようやくリアルに体感したというか、息を吐いているときに視界が開けて感覚が開けて行くのを体感して、とても面白かった。

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ところで上の図は鳩の身体の気嚢(きのう)。気嚢というのは、そこにいったん空気を蓄えることで、鳥類の肺がそうなんですが、息を吸ったときだけでなく、吐いた時にも新鮮な空気が肺に流れ込むのだそうです。(ヒトなどの肺では、吸い込んだ酸素と、吐いた二酸化炭素が混ざり合っている。)着色されている部分が、気嚢というとても薄い膜からなる袋だとのこと。たいていは5対あって、腹部のかなりの部分を占めていて、首のあたりにもあります。

鳥類の骨には穴や空洞があいているのですが、かつてこれらは体を軽くするためと考えられていました。しかし実際には、これらの構造は、気嚢の一部が骨の中にも入り込んで、含気性構造をした骨(含気骨)を形成しているからなのだそうです。  

今日、日中NHKを観ていて知ったのですが、現生鳥類にある気嚢(きのう)が、恐竜(獣脚類)にも存在したらしいことがわかったそうです。気嚢という構造を持っていたから、あの巨体にして俊敏な運動を可能にしていた。

全然知らなかったよ。

気嚢、いいなあ。あれ欲しいなあ。と稽古の帰りに妻が呟いていました。

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