今日は稽古場でいくつも発見があった。とても楽しい、有意義な稽古だった。
先ずは自分の身体について。呼吸をするとき、息を吸うときに背中に息が入る感じを感覚ではなく筋肉の収縮レベルで感じることが出来たこと。劇団員の川渕に外からも観察して貰ったんだけど、背中に息が入るタイミングが外からの見た目と内的な身体感覚とでちゃんと一致していて、それはちょっと、大きな収穫だった。前にも書いた体重の激減(4ヶ月で8g減)で、骨格筋が弱っていたから、そしてそこから体力が戻ってくる過程にあったからリアルに実感できたのだと思う。小さいけど大きな収穫だ。
そしてもっと大きな収穫が、次回公演出演者である俳優Kの身体についての気づき。Kについては、次回で3回目のshelf作品への出演になるのだけど、今回割とじっくりメソッドをやっていて、昨日、メソッドをやるときには身体のラインが見える格好をしていたほうがいいよ、という話をして、(それまで彼女は割とゆるいパンツと大き目のTシャツを好んで着ていたのだった。)それで今日、彼女がタイトな格好をして来てくれて、それで始めて! 気付いたのだけど、身体の軸の捉え方について、ちょっと間違っていたのだ。彼女は。腹筋というか(多分、腸腰筋だと思うのだけど、)腹部の筋肉の使い方と、あと内転筋の使い方、特に膝とつま先の向きが同じでなくズレていたことに外から見てみて始めて気付いて、(だってそんなの同一方向に揃っていると思い込んでいたから!)それを修正したら、劇的に身体の軸がブレなくなったのだった。彼女自身、自分の身体の中に細いけれどピアノ線くらいの軸を発見したと言っていて、コツを掴んでくれたみたいで、とても良かった。
そうそう、あと、いつも彼女は稽古中僕が喋ったことをメモったりしていることが多いのだけど、今回はメモを取っていなくて、それもなんだか面白かった。だってメモれないのだもの、こういう身体感覚の気づきは。こういう気づきは、身体で覚えるしかない。彼女にも「メモらないの?」って聞いたら、「出来ません(笑)」って。自分でも笑っていたのがとても印象的だった。
あすは稽古OFF。僕は芸団協の表現教育セミナーに参加する予定。内容は、「高等学校における演劇の授業の実際と課題」。
対象が、「高校で演劇教育に携わる実演家、または、演劇教育に関心のある学校教育関係者」となっていたので、自分は今、実際に高校で演劇教育に携わっておらず(経験は多少あるけれど、)それでも参加資格はありますか? と問い合わせたところ、「対象と書いておりますが、こちらのセミナーはもう少し幅広く、高校での演劇教育に関心のある実演家などのお申込みも受け付けております。過去に表現教育を受講された実演家の方には、定期的にブラッシュアップという形で、お時間許す限り、勉強会などにも参加していただきたいと思いましたので」、とお返事を頂いたので、参加することにしました。
いろいろ、長い目で見て自分が何をしたいのか。何をして行くべきなのか。もっともっと考えていかなければと思っています。
モノゴトの本質に気づくか気づかないか、は、けっきょく自分の意識の持ち方次第なんですよね。
うん。頑張ろう!



