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重力/Note「戸口の外で」

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王子神谷のシアターバビロンで重力/Note初観劇。SPACの宮城さんが観にいらしていた。わざわざ静岡から、素晴らしいことと思う。

見応えある重厚な演出と俳優陣。演出の鹿島君、とてもまだ二十代とは思えない。自分が彼くらいの年齢のときにいったいどうしてたか。考えると苦笑してしまう。

もちろん若さ故の固さ、みたいのもあって、集まった俳優が予め持ってた技術に演出が寄りかかってるような部分が目についたし主役の若者がちょっと時々ひとりで芝居してしまってる、というか演技のスタイル(形式)に振り回されてカタチを追うことに充足してしまってるところがあったりして対話のときはいいけど長い台詞になると台詞が心に聞こえてこなくなる、それはちょっとしんどかった。

けれども聞けば彼もまだ二十代半ば? らしいし、これからがとても楽しみな素材、という印象。何より彼は声がとてもいい。本当にいい。

美術(空間)もとても良かった。チラシも素敵だったんだけど同じ方、なんですね。素敵だと思います。総合美術。総じて、退屈なシーンもあったけどこの退屈さはとても豊かな退屈さで、それはとても大切なことなんじゃないか? とそのことについてはちょっとちゃんと声に出して言っておきたい。

軽く浅薄な表現が世の中に溢れてる中でこれはとても貴重なことだと思う。みんなもっとこういうのも観に来ればいいのに。

  • 2009.01.29 (木) 22:46
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  • Yasuhito YANO

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やはぎ mail 2009.01.30 (金) 09:33 編集・削除

私もこのチラシとても気になっていました。仕事と日程がかぶっていて観に行けず残念です。次回を注目したいと思います。