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刈馬カオス、shelfを大推薦します!!

刈馬カオスと申します。
名古屋でメガトン・ロマンチッカーという劇団を主宰している、劇作家・演出家です。
そんな私がshelfを大推薦するのです。
本当に、絶対に観てほしいのです。
私なりに、shelfがどれだけ魅力的かをつらつらと書き綴ってみたので、参考にしてもらえたらと思います。
崇高なアートと、空前のエンタテイメントが共存する、shelfという現象を体感できる喜びを、是非!!!

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shelfを観ると、疲れる。
全編通して、どうかと思うくらい、濃密。
物見遊山で客席にいてもいつのまにか極度の集中を強いられ、それが1時間半ほど続く。
これはスゴイ。
だって人間の集中力は50分くらいが限界なのに、気が付くと1時間半。
それだけノンストップで突っ走ったら、疲れるのは当たり前だ。
そう、疾走してるのは舞台だけではない。客席にいる私達も走っているのだ。

今回の上演は『構成・イプセン』
リーフレットの文章を読んでみる。

「イプセンは創作に際し家庭劇、ことに現代劇にその基礎を置いた。
 それは一般に、当時の生活状況や道徳問題について、
 自らの批評や疑問を紹介するためであったと云われている。」

難しそうだ。もうなんかゴメンナサイと謝りたくなる。こんな文章が延々続く。
確かに演出:矢野靖人はものすごく勉強熱心で、知識豊富で、雄弁だ。
だが上演された作品は、決してインテリチックな固い芝居ではない。
演出は、知識などを背景に据えながらも、最終的に直感で創られていると思う。
そこでは矢野がもつ抜群のセンスによる、独特のスタイリッシュな世界の独壇場だ。

shelfを観る時、その脳を刺激する魅惑的なドラマに色々考えてしまうが、必要ではない。
ただ身をゆだねて、どっぷりとあの心地いい世界に浸かることだ。
直感で創られた世界は、直感で感じることが大切だ。
劇場から出たあと、今度は「ドラマの背景」に目を向けてほしい。
さっきまで「難しい」と思っていたことが、ポロッとその本質に気付いたりするだろう。

私はshelfを推薦する。
友人に誘う時には、こう言うだろう。

「すごくカッコイイから、とにかく観てよ!」

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ちなみに初日木曜のアフタートークに私が出演します。

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2006年11月25日 18:05に投稿されたエントリーのページです。

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