<366.0プロジェクト・レビュアー募集のお知らせ>
こんにちは、はじめまして。レビューを書くことによってこのプロジェクトに参加しているかめだけいこと申します。
この366.0プロジェクトは、『次世代を担う若手演劇人による共同プロジェクトの名前です。名古屋・東京の2都市に密着した展開を予定しており、公演・ワークショップ・シンポジウムなどの活動を計画しています。「366.0」は東海道線の名古屋・東京間の距離「 366.0km」を表した数値であり、明日でもないが遥か未来でもない、366日後という「遠くない将来のリーダー」をめざす、次の世代の意欲をイメージしています。』
― http://butai.org/labo/nt.htm より ―
では、ここでいう「リーダー」とは、いったい誰のことでしょうか。どこか遠い、自分とは関係のない場所にいる世話好きなヒトのことでしょうか?たったひとりのヒーローのために用意された言葉でしょうか?
―――いいえ、きっとそれは違います。
私たちが考えているのは、「演劇」という1つの共通点を通じて『今、ここ』で『それぞれ』が『考え』『行動』することだと考えています。私たちの目指す366日先は、思っているほど遠い未来の話ではありません。『今、ここ』でスタートしなければ間に合わない、近未来のできごとなのです。
「演劇」は1つの表現方法でしかありませんが、多くの可能性や豊かな要素を含んでいます。そして、何より『ネットワーク』がなければ成り立ちません。戯曲を書く作家、演出家、演じる役者、舞台を統括する舞台監督、大道具、小道具、衣装…そして、『レビュアー』です。
最近、ふと思うことがあるのです。優れた作品と出会って感動し、それについて語ることも表現ではないか、と。『感動』を言葉というカタチに表現することは、劇作家や演出家にも負けない表現者となりえるのではないか、と。そして、優れたレビューは制作者を育て、観客と舞台の距離を縮め(或いは冷静な距離を設け)演劇全体を、みんなが想像もできないエキサイティングな方向、そんな誰も知らなかった(気付かなかった)道へと私たちを連れ出してくれるのではないか、と。
366.0プロジェクトでは従来のような創り手主導の活動をめざしていません。創り手も、演じ手も、レビュアーも、観客も、それぞれが同じような立場で作用しながら、『今』を見つめ、『未来』の姿を模索していくプロジェクトです。…難しい言葉が続いたかも知れませんが、要は『マジメに、且つ楽しくドキドキしながら未来に進もう!』という、私たちの理想の1つの姿が366.0プロジェクトなのです。
このプロジェクトの一環として、2006年11月30日~12月2日に名古屋・大須の七ツ寺共同スタジオで私たちのメンバーである東京のカンパニー、shelfが「構成・イプセンーComposition / Ibsen」を上演します。
私たちは366.0プロジェクトに賛同して、いっしょに伴走して下さるレビュアーを募ります。4カンパニーがそれぞれの作品を展開していく今後の活動には、やはりさまざまな切り口でのレビューが必要です。かめだだけでは、きっとこの混沌と豊穣に満ちた彼らの作品を語るには力不足なのです。「演劇が好き」「いっしょにワクワクしたい」そんな方で、私たちの活動の主旨に賛同して下さる方であれば、どなたでも結構です。ぜひ、ご参加下さいますよう、心よりお願いいたします。
・・・まずは、shelfの「構成・イプセンーComposition / Ibsen」ここからはじめてみたいと思います。
矢野靖人の描き出す独自な世界。その、感動を言葉に・・・。
劇場でお会いしましょう!
Arts&Theater→Literacy:かめだけいこ