2006年12月29日

最終レポート shelf名古屋初日

演出と俳優、スタッフのコミュケーションは、開場10分前まで続いていた。

そのためどうしても慌ただしが残り、若干の混乱の中、観客は受付から劇場へと入って行った。
演出家は本当に最後まで粘ったのだ。

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稽古場レポート いや、shelf名古屋公演初日

昼から再び七ツ寺共同スタヂオへ。
実は本日、ポストパフォーマンストークのゲストも頼まれている。
昨日の打ち合わせの続きを挟みながら、稽古を見学させてもらうことにする。

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稽古場レポート shelf名古屋公演前日

ずいぶん遅れてしまった。
書かなくては。
shelf名古屋公演のレポートの続きです。
11月29日の夜から続きます。

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2006年12月09日

shelf 名古屋公演 「構成・イプセンーComposition / Ibsen」 公演レビュー

☆2006年12月1日 19:00~ 名古屋七ツ寺共同スタジオ
☆演出:矢野靖人/出演:shelf


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 『幽霊』とは、何だろうか?私たちの生きるこの時代における『幽霊』とはいったい、何者なのだろうか?


 客電がついたままの場内。うす暗い舞台上には、5人の役者たちがすでに存在していた。イスに腰かけたり、膝を抱えたまま顔を伏せたりしているが、彼らはピクリともしない。三方向を壁に囲まれた出口のない空間…舞台上には異常ともいえるような張り詰めた空気が流れ、白い衣装を着た女/ノーラ(川渕優子:shelf)が足先を舞台上からわずかにはみ出し座っていることで、舞台空間は外とのつながりを辛うじて保つという奇妙さを漂わせている。静謐なはじまりであった。

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2006年12月02日

カテゴリ「サロン」を追加しました。


shelf名古屋公演「構成・イプセン―Composition/Ibsen」について、
366.0プロジェクトについて、等々。
ご意見・ご感想など何でもかまいません。お気軽にコメントをお寄せ下さいませ。

2006年11月29日

稽古場レポート 7日目 東京稽古最終日

本日は東京稽古最終日。
19時から通しの予定で、 Ort-d.dの倉迫さんも来るらしい。

用事を済ませ、なんとか通しの20分前に到着。
既に衣装を着て稽古をしていた。
照明さん、音響さんはじめスタッフも揃っている。

部屋に入った瞬間、空調のせいなのか急に咳き込んでしまう。
先月七ツ寺に泊まったときから体調が戻らない、埃アレルギーになってしまったのだろうか。
何回か出入りして薬を飲んだり、うがいをしているといつの間にか倉迫さんがいる。
挨拶をして、しばらく待つ…が、なかなか通しが始まらない

19時を回ったがまだ稽古をしている、どうやら今日は通しをしないようだ。
そのまま時間いっぱいまで稽古。
さまざまな事柄を残しつつ東京稽古終了。

はたから見ていると、矢野君は俳優と我慢比べに入ったのだと思う。
水面下では、泥臭い、しかしある種誠実な表現の戦いが行われていた。
お互いに洗面器に顔を突っ込み、どちらが先に顔を上げるのか。
それは名古屋へ持ち越されたのだ。

さて、図らずも東京稽古では芝居の完成形を観ることはかなわなかった。
少しでも宣伝の為になればと考えこのレポート(レポートなのか?)を書いてきたが、shelfの印象については初日の段階であるていど文章化にしたのではないだろうか。
自分なりにもう一度整理してみようと思う。

まず緊張感。
俳優は自分の存在する空間全てに意識をめぐらし、そこで起こったイレギュラーな音(床の軋み、足音、服の擦れ合う音)まで全てを認知する。

そして身体。
「立つ」という事を徹底的に稽古で行う、その「身体」と身体から出た「言葉」は緊張感を増幅させる。

つまり空間、身体、そしてそこに存在する目に見えない緊張感の微妙な関係がそこにはある。
俳優はそれについていつも微調整を強いられる。
何かが少しだけいつもと違うと、それを修正しない限りフィクションが成立しなくなる。
それが執拗な稽古の繰り返しの理由ではないだろうか。

表現には目に見える表現と、目に見えるがよく目を凝らさないと見えない表現が存在する。
いわゆる演劇のほとんどは前者の「目に見える表現」を行っている。
shelfは圧倒的に後者だ。
この「目に見えにくい表現」は日常では、なかなか気づくことができない。
例えば
車に興味がない人にとっては、いくら日常を暮らしていても車の情報はあまり認知されない。
ところが、いったんそれに気づくと世の中にこんなに車の情報があふれていたのかと、驚愕するはずだ。
「車」を自分の興味があるものに置き換えてみると判りやすいと思う。
世界は、みずから興味を持たない人には薄情なのだ。

矢野靖人という演出家にとって、戯曲はテキスト以上の意味を持たないのではないだろうか。
「目に見えない表現」を目に見える「戯曲」を通過させることによって、観客へ届ける。
その中により目に見えるようにする幾つかの仕掛けがある。
それは言葉であったり、身体であったり、空気であったりする。

ああ、
ここまで書いて、私は私の無力さを痛感する。
全てを言葉にする事が、今の私には不可能だ。

だが、
だがしかし、
それだから演劇という表現があるのだと思う。
私は劇作/演出家という職に足を踏み入れたのだと思う。

果たしてこれは何かの役に立つのだろうか、レポートなのだろうか。
きっと30日からのshelfの本番でも同じことを思うのだろう。

果たしてこれは演劇なのだろうか。

まとめは30日まで持ちこそうと思う。
本番が待ち遠しい。

この一週間は、私にとって、演劇のための演劇だった。
その問いかけはまだまだ続くのだ。

稽古場レポート 6日目 番外編

本日矢野君は来ない。
自身のワークショップ発表会なのだ。

私は昼から劇団会議、その後すぐに後輩の芝居を観劇、その後自主稽古に顔を出して芸術劇場で山の手事情社を観劇の予定。

あぁ、なかなかに素晴らしい予定だ、グスン。

劇団会議で思った事を正直に話し、レスポンスを受ける時間がないまま池袋シアターグリーンへ観劇。
その後谷本、松丸と再度合流して飯を食べながら打ち合わせ。
東武百貨店で銀のぶどうへ寄り、差し入れ購入。

谷本、松丸と一緒にしばし見学。
俳優達は読み合わせをしていた。
なので特筆する事はなかったりする。
谷本を皆さんに紹介する。

20分ほど見学して芸術劇場へ。
途中谷本と鈴木メソッドや、ギリシャ悲劇について話す。

山の手を観るのは久しぶり。』
俳優、大久保美智子さんに無理を言って席を取ってもらったのだ。
作品はメーテルリンクでお馴染みの『青い鳥』
最初、客席の反応はどうなるかと思ったが、徐々に理解しだし、いつの間にか山の手ワールドに巻き込まれる。
最初から最後まで教訓めいた話なのだが、最後は「青いトリモチ。という冗談落ち。
観終わって何も残らない、素晴らしい。
大いに芸術的な刺激を受けました。
大久保さん素敵でした。

帰宅前に雨が降っていて、傘を購入。
うちには傘が、いったい幾つあるのだろう。

帰宅後お風呂に入ってすぐに就寝。
思ったより自分が疲れている事に気付く。

稽古場レポート 5日目

本日は18時30分から見学。
今日は通しが19時から行われる。
私は2場の途中から3場までしか観ていないので、ようやくこ
の芝居の全貌がつかめる。

いやー、今まで何を書けばいいのか考えるのが辛かったよ。

見学者の中に知った顔がチラホラいる。
そのうちの一人、NEVER LOSEにも客演した事がある小田さやかさんに「なんでいるんですか?」
と声を掛けられる。
うん…なんでいるんだろうね、僕もわからないや…
とは言わず、小田さんが参加してくれた『AM 3:00』から名古屋との交流が始まった事を告げる。
彼女はAAFリーディングでOrtチームの一員で名古屋公演の経験もある女優だ。
不思議な繋がりを実感しつつ、演劇界の狭さに触れる。

19時15分から荒通しが始まった。
何人かの役者は衣装を着け、所作や動きに支障がないか確かめるらしい。
残念ながら今日の稽古場は床が絨毯敷きで、いつもと勝手が違うみたいだ。
プロンプがいないので、私がその役を仰せつかる。
しかしだ、稽古を見ていない箇所だとそれが演出なのか、台詞を忘れたのかまったくわからない。
そういう芝居なのだ。
この俳優達は台詞を忘れたくらいでは意識が崩れない。
なのでわからない。
するとプロンプが遅れる。
結局演出家が代わりに台詞をあてる。
あぁ…私はあまりお役に立てませんでした、すみません。
しかも途中で「あれ?もしかしてこの内容書けないよね?ネタバレになるし…また書くことないや…」ということに気づく。
どうしよう。
結果だけ報告することにする。

1時間30分程で通しは終了した。
出来は、悪かった。
俳優は思いのほか打ちのめされている。
でもそれを認めない成功はありえない。
それを確認していた。
当たり前のことに思えるかもしれないが、当たり前のことをちゃんとやれている人達は本当に少ないのだ。

稽古終了後、矢野君は音響の打ち合わせの為新宿へ。
私は俳優達や他の見学者と一緒に、居酒屋へ。

打ち合わせや細々とした用事のせいで、純粋な稽古時間が少しずつ削られてきた。
明日は矢野君が演劇千年計画のワークショップ発表会の為、稽古はない。
俳優は自主稽古をするみたいだ。

2006年11月28日

稽古場レポート 4日目

また冷え込みが厳しくなってきた。

少し用事があり、19時30分から見学。21時には稽古終了なので、今日は余り観られない。
昨日の暖房を切った稽古場の様子を考え、俳優たちはきっと寒かろうと思い、マツキヨで「貼るカイロ」を購入する。

稽古をしている「みらい館大明」は旧小学校を利用した稽古場だ。
懐かしい教室のドアを横にスライドさせると…暖房がしっかり効いていた。
今日は前半に演出意図や段取りを決め、後半に一回だけ通して確認をするらしい。
皆コーヒーやしょうが湯を飲んでいる、暖かそう。
…あれ?と思いながらコソコソとカイロを渡す、必要なかったなぁ。

矢野君にしょうが湯を入れて貰い、クッキーをつまみながら皆の打ち合わせをボーっと見学する。
話はずいぶんと進んでいるので、皆が何を話しているのか余り理解できない。
周りが優しくし気を使っててくれる分、なぜか物悲しくなってしまう。
場所が旧教室のせいだからなんだろうか、外が寒かったせいだろうかアンニュイな気分になる。
アンニュイって言葉久しぶりに使ったなぁ、今の子はわからないだろうなぁ、まてよ?はたしてこれは稽古場レポートなんだろうか。
とそんな事を考えていると20時30分頃から、立ち稽古がはじまった。

初めてつけられた段取りや意図をよく咀嚼して、俳優達が動き出す。
時間を気にしながら最後まで進んだ。

これで明日は最初から最後まで通せる。
まだ形になりきれていないが、明日はようやく全貌がわかる。
今日は11月24日金曜日。
名古屋入りまであと少しだ。

shelf 紹介、応援メッセージ:河村梓 (俳優)

ドキドキしてるんです。
わくわくしてるんです。

みんなには内緒にしておきたいような、でもたくさんの人に知ってもらいたいような。
早く!って気持ちと、もったいないからまだとっておきたい気持ちと。

う~ん、例えて言うなら遠距離恋愛中の彼氏にもうすぐ会える!みたいな感じ?

あっ遠足前日!
文化祭直前とか!

いやいや、でもやっぱり恋愛の方がしっくりくるこの感覚。

そもそも別に何かに例える必要はないんですがね。

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